N=1から可能性をひらく人たち

将来は、経営戦略に
携わる人材になりたい

重本 絢子shigemoto ayako

2019年入社
財務経理部/経理グループ/コーポレートスタッフ職
経営学部 経営学科 卒

兵庫県出身。大学では経営を学び、経営戦略に寄与する人材になることを目指しマルホに入社する。非上場企業であり会社全体の活動を見ることができる規模であることが入社した決め手。まずは財務経理部でキャリアを磨き、企業経営に寄与できる広い視野と現状把握力を身につけるべく日々仕事に打ち込んでいる。

マルホとの出会いとその魅力

学生時代、漠然と企業への就職を考えていました。そのため、企業そのものの仕組みや経営を学ばなければと思い、経営学を専攻しました。元々、経営学は学際性の高い学問ですが、特にマネジメント論・マーケティング論などとの関連が多いことから、経営戦略に興味を持ちました。この分野は、日頃から「自分は今何をしているのか」「全体の中で自分はどういう位置・役割か」が気になる私の性格にも合っていたように思います。

マルホとの出会いは大学の講義でした。その中で特に魅力に感じたのは、次の二点でした。一つ目は、皮膚科領域に特化しており、価値提供の対象が明確だということ。二つ目は、非上場企業かつ創業者一族による経営のため、長期的で一貫した視点・理念を持って働ける環境だと感じたことでした。また、会社の規模が全体の活動をしっかりと見ることができる規模であることも、私がマルホに魅力を感じたポイントの一つです。

企業活動を「数値」から理解する部署

マルホへの入社にあたって、最後の決め手となったのは「財務経理部」という部署でした。私は経営学を専攻していた経緯で、将来、経営戦略に関わることができる人材になることを最終目標としています。その中で、財務経理部というキャリアは数値という客観的な指標を武器に、「広い視野」「現状把握力」「多角的な視点」を養成できる環境だと思っています。

入社後は5年間、財務経理部に所属して仕事をしています。財務経理の仕事をする上では専門的な知識が必要になりますが、入社当初に簿記等の専門資格をもっていなかったため、働きながら勉強・資格を取得しました。先輩からのアドバイスを貰えるのはもちろん、仕事と並行して資格学校へも通えたことから、マルホは充分な成長機会を与えてくれる企業だと感じています。

座学と実務

私は現在、財務諸表の作成に携わっています。マルホの過去の活動を理解し、その会計処理、財務諸表の分析を行うことが主な業務内容です。学生時代から財務諸表を見る機会はありましたが、実際に作成する側になると、財務数値が会社の実態を表す全てではないということが理解できました。そして、この経験は企業の実務や慣習を知る大きなターニングポイントとなりました。

また、実務を学ぶ中で、専門資格を取得する上で得た知識は、結局、座学に過ぎないとも感じています。座学により知識や情報を身につけることも確かに大切です。しかし、実際に企業がかかえる論点や会計的な処理を考え、知ることが、本当の意味で会社の事業を理解することなのだと思いました。最近新たに携わりはじめた管理会計業務にも大いに活きています。財務会計で学んだことを基盤に、将来計画や予算への理解をより深めていきたいと思います。

大切にしていることは本質を見抜く目と人間関係

私が仕事をする上で、大切にしていることがいくつかあります。その中の一つが物事の本質を見ようとすることです。例えば、金額規模の大きな事象だけが、マルホにとって重要であるとは限りません。また、必要としている人が多い課題だけを解決しようとすることも、本当に重要な課題を見逃す原因となります。そのため、財務経理という判断基準が明確に思える今の仕事を進める上でも、必ず自分の意見や仮定をもって臨むことを意識しています。

さらに、もう一つ大切にしていることは、他者との関わりです。会社にはたくさんの部署があり、財務経理という部署だけを見ても、自分一人で回せないほどの仕事があります。周囲の人たちと積極的に関わり、その関係を大切にすることで、自身にはなかった知識や情報、そして仕事への取り組み方などを学ぶことができると考えています。また、何か課題や困難にぶつかったときに、互いに協力し合える関係を築いていきたいと日々心がけています。

career

2019年4月
【 財務経理部/財務企画グループ 】
主に、支払関連業務を担当。各部署の経費精算への関与を通して、各部の活動内容を理解したほか、基本的な会計知識を身に着けることができた。
2021年10月
【 財務経理部/経理グループ 】
決算業務・固定資産業務等の経理実務を担当。決算では単体・連結いずれも経験し、財務諸表の内容や、マルホグループ全体の活動への理解を深めることができた。
2024年1月
【 財務経理部/財務・管理グループ 】
現在は管理会計業務・予算業務に携わる。財務会計を通して得た知見を基盤とし、レポート作成とその内容分析を行っている。