若手社員座談会
若手社員が語る座談会。
職種が異なる4名のそれぞれの視点で、
入社理由や社風、自身の成長、
将来への挑戦について語ってもらいました。
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S.Ishikawa
大阪支店 堺第一営業所
2016年
薬学部 薬学科 -
R.Oyabu
研究部 薬理研究グループ
2016年
生命科学研究科
修士課程 -
S.Tajima
臨床開発部 臨床開発2グループ
2016年
薬学部 薬学科 -
H.Nishikawa
彦根工場 品質管理グループ
(現所属:品質保証部 生産品質保証グループ)
2016年
薬食生命化学総合学府
修士課程
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その先の成長を
見すえて、
仕事を任せる
これまでを振り返って、入社して「ここが良かった」という点を教えてください。
いきなり休みの話ですみません(笑)。休みを、気兼ねなく取れる雰囲気があるのはありがたいですね。有給休暇などは上司からも「どんどん取れ!」と言われます。職場では、育児休暇など取るのが当たり前といった感じです。
私は、いきなりお金の話ですみません(笑)。MRは外勤手当があります、これは正直なところ、大きいです。
仕事の面では、研究職の場合チームで動くことが多いので、メンバー一丸となって成果をめざす中で、「成長している」という実感をみんな共有することができます。これはマルホで働く上でいい点だなと思います。
製造の仕事もチームワークが大切ですが、部門間や工場間の連携が進んでいて、技術交流がとても盛んです。互いに技術を学び合い、共に成長していこうという意志を感じますね。
成長という面では、臨床開発の場合、若いうちから将来を見すえて仕事を任せるというところがあります。実際に私も、先輩が試験計画を考える中でお手伝いをさせて頂きましたが、それも将来のリーダー育成を見すえた取り組みだったんだ、ということを最近実感しています。
研究において、大学との共同研究にも力を入れているので、社外の先生方から刺激を受けることがとても多いです。こうした点もマルホの特長ではないでしょうか
それと、新しいことに挑戦する時に組織としてためらいがないというか、「よしやるぞ」といった意志の強さを感じます。マルホとして経験の少ないような試験では、だれもが初めてという中で若手の意見もどんどん取り入れてくれますし、みんなで議論を尽くして新しいことに取り組むという姿勢があります。
部門を問わず、何でも挑戦するという空気は確かに濃いように思うね。
営業所の雰囲気もいいですよ。いい意味でワイワイガヤガヤ(笑)。新薬のプロモーションなど、新しい情報の提案方法に挑戦していますし、チームとして何事も前向き。しかも、明るい性格の人が多いです。そのためなのかわかりませんが、マルホは病院や診療所の先生方の評価が高いです。
これは学生の皆さんにぜひ知ってほしいことですが、マルホは外用薬だけでなく、内服薬や生物学的製剤も扱っているので、さまざまな先生方から相談される機会が多いです。MRとして、それだけ先生との接点を持てるというわけで、仕事を進める上でとても大切なことだと思います。それと、臨床開発の仕事をしていると、コンプライアンス(法令遵守)がしっかりしていると思いますね。社会の信用ということをとても大事にしているな、と思います。だから、モニターとして安心して仕事に取り組めます。
製造の現場では、患者さんに対する製品の安定供給という使命から、欠品を絶対に起こさないという思いを全員が共有しています。それと、上司から言われるのは、「君たちがつくった薬を自分の家族に自信をもって塗れるか、ということを常に考えてほしい」ということです。製薬会社として当然のことではありますが、社会の信用を第一に考えていますね。
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「いい会社に入ったな」と、
親から喜ばれました
就職活動を思い出して、マルホのどんなところに魅力を感じましたか?
私は出身の関西で臨床開発のモニター職をしたいという思いがあって、それをマストの条件として会社を探していました。その結果、マルホに出会ったわけですが、初めは会社のことをまったく知らなくて、あれこれ調べているうちに「子どもの頃、使っていた塗り薬の会社だ」とわかったとたん、興味がわきました。さらによく調べていくと、スペシャリティファーマとして皮膚科領域ですごくがんばっている会社だとわかって、これはやりがいのありそうな仕事だぞ、と思いました。実際、働いてみて、まさにそうなのですが。
私の場合、大学院に在学中、マルホに入った先輩から話を聞く機会があったんですが、その先輩の表情がとにかく輝いていたんです。「将来に向けてこんなことに挑戦したい」と前向きな話を聞いて、夢を持って仕事をしているということがひしひしと伝わってきました。自分もこんなふうに輝きながら仕事をしたいと、すっかりのめり込みました。その後、会社のことを調べると、福利厚生が充実していて、しかも社風の良い、いわゆる「いい会社」だとわかって、これはもう入社するしかないな、と思いました。
私はどうかというと、長く勤められる会社というのが会社選びの基準でした。それと、無理に背伸びして就職活動をせずに、素のままの自分を受けとめてくれる会社に行きたいという思いがありました。それがマルホだったわけです。実は内定をいただいた会社が他にもあって、そのことを人事の方に正直に話したら、「なんで悩んでるの? あなたに一番の会社はうちだよ」と断言されまして、「やっぱりそうか」と入社を決めました。今思えば、学生に対して、真正面から向き合ってくれる会社だと思いますね。
私は薬学部だったので、将来は薬剤師かな、と漠然と考えていました。けれども、自分から積極的に動いて、医療の現場に貢献できる仕事が自分に向いていると考え直し、MRをめざすことにしたんです。実は学生時代、皮膚疾患で大好きだったバスケットボールを断念した経験があり、それを思い出して会社を調べたところマルホに出会ったわけです。面接で社員の方々と話をして感じたのは、この会社が心から好きな人が多いんだなということでした。それも社員それぞれに好きなポイントを持っているように思えて、きっといい会社だろうと入社しました。
そういえば、まだ内定が出ていない段階で、経営層によるセミナーがあってビックリしました。それも一方的な話ではなく、経営層が学生にいろいろと質問してくれ、距離の近さを感じました。これにはやられました。
内定が出た時は、特に親が喜んでくれました。「いい会社に入ったな」と言われました。
マルホという会社は知らなかったとしても、皮膚科にかかったことのある人であれば、製品名を知っていることも多いですからね。
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部門を問わず、
仕事での挑戦を通じて
成長をめざしている
仕事のやりがいはどんな時に感じますか?
臨床試験は全国各地で行うため、出張前のスケジュール調整や事前準備が非常に重要です。後の仕事に大きく影響するので、頭と時間を使って効率よく済ませることができると、達成感を感じますね。それと、大学病院での臨床試験を経験して、さまざまな医療従事者の方々と一緒に仕事をする中で、自然とコミュニケーション能力や交渉力を高めることができました。自分で成長を実感できるとやはりやりがいがあるなと感じます(笑)。
近年、開発品目が増える中で、工場では生産棟を新たに建設するなど、盛り上がっています。新薬の品質管理に向けた検討を任される機会が増えていることに、やりがいを感じます。それとともに、自分が医薬品づくりに関わることで、医療に貢献していることも実感しています。
確かに開発パイプラインが増えて、研究部門でも動きが活発ですね。それと、社是である「真実の追求」ということでは、毎月、チーム内で研究テーマの現状把握が行われ、課題を明確にした後、その対策が講じられます。何事もタイムリーに進んでいて、研究職として仕事の手応えを感じますね。
先ほども話しましたが、営業所も熱いです。新薬のプロモーションはこれまでに6品目ぐらい実施しました。半年に1回ぐらいの頻度です。準備などで大変なことはあるものの、やりがいはビッグです。営業所長はプロモーションが決まるたびに「祭だ!」と言っています(笑)。
開発パイプラインが増えるということは、モニタリングも増えるということで、私たちモニターのやりがいも大きいです。マルホのすごいところは、目標を無理しない程度に高めに設定して、現状との解離をしっかり分析した上で、目標と現実の溝をどう埋めるか、みんなで知恵を出し合うところです。それによって、大幅な残業や無理なことをしなくても、ちゃんと高い成果を持続的に出すことができますね。臨床開発に限らず、全部門でこうした取り組みを行っているから、業績につながっていくんだと思います。
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新薬の研究開発から
グローバル展開まで、
挑戦すべきステージが
待っている
これから先、仕事における夢はなんですか?
研究職として、いわゆるアンメットな医療ニーズにしっかり応えていきたいです。特に皮膚科領域は未知の部分が少なくないです。こうした点に焦点を合わせて、未知の領域を解明していくのが私の使命だと思っています。
私は病院と診療所との病診連携が必要とされる中で、大学病院担当のMRとして、マルホの製品を大学病院の診療方針に入る形で採用していただくことで、その地域の診療所全体で用いられるようになり、ひいては患者さんにより広く貢献していくことを追求していきたいと考えています。
それと、マルホは皮膚科領域専門ではありますが、実はほかの診療科の疾患にともなう皮膚疾患にもしっかり応えています。今後、皮膚科領域だけでなく、それ以外の領域の医師からも頼りにされるMRをめざしたいです。臨床試験では、外用薬はもちろん、内服薬や注射剤の試験も行っています。そのため、モニターとして経験できる範囲は広いといえます。今後もさまざまな剤形の試験で経験を積んでいきたいです。加えて、Ishikawaさんと同様、皮膚科領域以外の試験に挑戦してみたいです。これから先、可能性は十分あると思っています。
マルホの長期ビジョンでは、グローバルがテーマの一つになっています。いずれは海外で生産という可能性があります。その時に向けて、今からしっかり準備をしておきたいです。また、これから入社される方に対しても、部門を問わず、新しいことへの挑戦が待っていることをぜひ知ってほしいです。私たちも、現状に満足することなく、この先に向かって前進していきます。学生の皆さんも「先輩を超えていく」くらいの気概を持って、挑戦してほしいです。