米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology:AAD)の 医学生涯教育プログラムの1つである『Question of the Week』から厳選した問題(日本語版)を毎月1問お届けします。
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【症状】
女性、54歳。5年前から写真に示す皮疹があり、受診した。外傷部位に新たな皮疹が生じるようである。
【2020年06月10日】
【症状】
男性、65歳。バンコマイシンの投与開始から10日後に水疱性皮疹が出現した。身体診察では、ロゼット状に集簇する水疱およびびらんが多数認められる。
【2020年05月13日】
【症状】
本症例の頭部にみられる色素性病変の生検を行ったところ、悪性黒子型の上皮内悪性黒色腫であることが判明した(画像参照)。
【2020年04月08日】
【症状】
入院中の女性、62歳。全身に水疱性皮疹が生じたため皮膚科を受診した。水疱は緊満性でそう痒を伴っている。水疱はまず手、足、肘に生じ、その後、体幹と顔面に進展した。なお、患者は胃不全麻痺があり、中心静脈栄養(TPN)による栄養摂取を行っている。生検画像を示す。
【2020年03月11日】
【症状】
全身性エリテマトーデス(SLE)の既往がある女性、60歳。両腕、両脚、体幹に広範囲の水疱が出現した。4 mmのパンチ生検では表皮下に好中球を伴う水疱を認め、蛍光抗体直接法で基底膜に沿って免疫グロブリン(Ig)G、A、MとC3の沈着を認めた。
【2020年02月12日】
【症状】
女性、22歳。頸部、両腋窩、両腕に発疹がある。発疹は約10年前から緩徐に出現した。診察では側頸部、腋窩、両腕の肘窩に、融合した黄色がかった丘疹と局面がみられた(画像参照)。顔面は鼻唇溝と顎の皺が目立ち、眼科検査では写真の所見がみられた。
【2020年01月15日】
【症状】
肥満であること以外は健康な男児、10歳。後頸部(うなじ)の過剰な色素沈着を主訴に受診した(画像参照)。診察では頸部の皮膚がビロード状に肥厚しており、皮膚紋理の増強も認めた。患児の兄弟も同様の色素沈着があり、後頸部の皮膚で最も顕著にみられた。
【2019年12月11日】
【症状】
男性、15歳。激しい頭痛とびまん性の筋肉痛を主訴に受診した。体温は38.8°Cで、皮膚診察では手首、足首、手掌、足底、足背に点状出血が散見され…
【2019年11月13日】
【症状】
男児、生後12カ月。前額部、体幹、右鼠径部に5 mm大の硬い紅色を帯びた褐色丘疹が散在している。病変はおよそ6カ月前から出現しているという。両親によると、病変部に腫れや水疱が生じたことはない。システムレビューで顔面紅潮、下痢、腹痛は認めなかった。病理組織学的検査では…
【2019年10月09日】
【症状】
女児、4歳。4カ月前から左上肢に線状の皮疹が出現したため受診した(画像参照)。皮疹に自覚症状はなく、特に変化なく経過している。ほかの部位には皮疹を認めない。フルオシノニド軟膏0.05%を1日2回、3週間外用したが、変化はみられなかった。
【2019年09月11日】