TOP > 痔の基礎知識 > 痔のタイプは? > 男女で違うなりやすいタイプ
監修: 牧田総合病院 肛門科
佐原 力三郎 先生
痔は年齢・性別を問わず起こる病気ですが、便秘やストレス、生活スタイルの違いなどにより、なりやすい痔のタイプには男女で少し違いがあります。
痔の患者さんの半数以上を占めるのが痔核(じかく:いぼ痔)で、これは男女差は特にありませんが、痔瘻(じろう:あな痔)は男性に多く、裂肛(れっこう:きれ痔)は女性に多くみられます。
また、最近では女性の受診者数が増えてきています。
![社会保険中央総合病院大腸肛門病センター肛門科における受診者数](img/kn_04_1.gif)
寺本 龍生 編 『肛門部疾患診療最前線』 より引用、一部改変
![女性は、便秘になりやすかったり、妊娠・出産でおしりに負担がかかりやすく、痔になりやすい傾向がみられます。](img/kn_04_2.gif)