-
思春期や大人のニキビと乳幼児のニキビは同じなの?
-
一般的に、ニキビはホルモン分泌が活発になる思春期の皮膚の疾患ですが、最近は、生活習慣やストレスなどが原因となる大人のニキビの患者さんも増えています。思春期のニキビは額・鼻などのTゾーンや頬(ほお)にできやすいのに対し、大人のニキビは顎(あご)などに多く見られます。
また、生後2~3週間の新生児にできるニキビは顔面だけでなく頭部や胸背部に広く見られるのが特徴です。この時期、皮脂腺がとても活発化することが原因で発症しますが、2~6ヵ月後には自然におさまります。
思春期や大人のニキビ、乳幼児のニキビはどれも皮脂腺の活発化が原因の一つですが、大人のニキビでは婦人科系の病気が原因の場合もあります。また、乳幼児の場合は大人とは異なる治療を行う場合があります。どんなニキビも早めに皮膚科医に相談することをお勧めします。