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基礎からわかる外用剤

年齢による違い

その他の注意点

経皮吸収性以外に小児に外用剤を適用する場合の注意点として、成人と比較して代謝能が異なること、体表面積に対する体重の割合(体重/体表面積)が小さいことなどがあります。加えて、小児では成人と比較して循環血液量が少ないため、例えば、片腕全体(小児、成人とも体表面積の約10%)に同じように外用剤を塗布しても、血液(血漿)中の主薬濃度が高くなることが考えられます。

高齢者で注意すべき点は、代謝能や排泄能が低下している可能性が高いことです。例えば、活性型ビタミンD3外用剤は主に腎臓から体外に排泄されますが、腎機能が低下すると容易に体内から排泄されず、高カルシウム血症などの副作用の発現につながります。

外用剤の服薬指導を行う上で、年齢による経皮吸収性の違いに加え、適用面積に対する体の大きさや体内に移行した後の薬物動態が重要です。このような点に留意することが副作用の軽減につながります。

Coffee break:くすりに対する信頼に応えるために!

物流倉庫物流倉庫

『安定供給』と『品質保持』は全ての製造業の責務ですが、特に人の健康に係わる医薬品の場合は、この責務が損なわれた時の社会に与える影響や患者さんへの直接的な被害が大きくなります。医薬品メーカーはその責務を果たすため、常に物流機能の強化を図っています。

例えば、医療用医薬品の在庫を確保するため、大規模な倉庫を構え、在庫に余裕を持った生産体制の整備を行っています。また、医療用医薬品の物流には荷物の扱いなどにも高い品質が要求され、外箱に小さなキズがついただけでも出荷できなくなります。そのため、移送作業では医薬品専用車の導入により配達事故の低減を図るなど、常に製品の『安定供給』と『品質保持』に努めています。

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