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皮膚外用薬のレシピの特徴

レシピとは

レシピとは調理方法のことで、同じ食材を準備しても火加減や投入順で食感や味が異なる為、重要な情報です。
皮膚外用薬も同じで、主薬や添加物が同じであっても添加方法や乳化する時の撹拌条件、冷却条件で全く異なった物性を示します。
今回は、皮膚外用薬のレシピである基剤、添加方法を紹介します。

Fish bone 特性要因図

はじめに

  • 兵庫医科大学病院 薬剤部長 木村 健 先生

皮膚外用薬は、基剤から放出された主薬が、経皮吸収されて、皮膚病変への治療効果を発揮します。また、皮膚の保護や柔軟性といった被覆作用などの役割を担っており、皮膚外用薬では、主薬のみの効果だけでなく、基剤も重要な役割を果たしていると考えられます。さらに、基剤によってpHの調整、主薬の皮膚に対する浸透度の調整、使用感の向上など、様々な工夫を加えることができます。患者さんの皮膚病変にあった最適な基剤を選択することで、アドヒアランスや皮膚病変の早期治療の向上に繋がります。
外用薬が薬物から製剤として完成する過程では、①基剤 ②添加方法 ③撹拌条件 ④冷却条件が製剤の品質や特性を決定する主な要因として挙げられます。
そこで、本資材は①から④の順番で製剤が完成するまでの過程を紹介します。

  • ① 基剤
    記事/インライン画像
    Fish bone特性要因図-基剤

    はじめに、①基剤について皮膚外用薬の基剤として最もよく使用されるワセリンを取り上げて基剤の重要性について説明します。

  • ② 添加方法
    記事/インライン画像
    Fish bone特性要因図-添加方法

    次に、Fish bone 特性要因図の②添加方法について紹介します。
    今回は、クリーム剤を例に挙げて、成分の投入順序が皮膚外用薬の製剤品質や特性を決定する要因となることを説明します。

  • ③ 撹拌条件
    記事/インライン画像
    Fish bone特性要因図-撹拌条件

    Fish bone 特性要因図の③撹拌条件について紹介します。
    皮膚外用薬は、製造時の回転数や温度などにより異なる製剤品質や特性を示します。今回も乳化型の製剤を例として説明します。

  • ④ 冷却条件
    記事/インライン画像
    Fish bone特性要因図-冷却条件

    Fish bone 特性要因図の④冷却条件について紹介します。
    冷却条件(減圧、温度、パドル回転数、および時間など)を説明します。

レシピの特徴2

はじめに

  • 佐々木研究所 大谷 道輝 先生

皮膚外用薬のレシピは、皮膚外用薬の効果を最大限に発揮するように、基剤や製造方法が選択されています。例えば、私たちが料理を行う際も、食材選びや火加減、入れる順番、調理時間などの違いが、完成した料理の味や食感に影響を及ぼします。今回は、基剤・製造方法が皮膚外用薬に与える影響についてご紹介します。

  • 基剤・製造方法が皮膚外用薬に与える影響

    クリーム剤の一般的な製造方法では、油相と水相のいずれかの相に主薬を加えて、それぞれを加温し、油相および水相を合わせて全体が均一になるまでかき混ぜる乳化工程が必要となります。
    このような方法でクリーム剤は製剤化されますが、基剤や製造方法の違いが、W/Oクリーム剤の品質、配合安定性および皮膚生理機能に与える影響を具体的に紹介します。

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