あなたのそのスキンケア、
ニキビの悪化につながるNGケアかも・・・
ニキビのない健康で美しい肌を保つために欠かせないスキンケア。しかし、その方法を間違えてしまうと、逆にニキビを悪化させてしまう場合もあります。自己流のケアを見直して、正しいニキビケアを行いましょう。
帰宅後のメイク、どうしてる?
NGケア
長時間メイクをしたまま
過ごすのはNG!
長時間メイクをしたままで過ごしたり、面倒だからとメイク落としを適当にすませたりしていませんか?毛穴がふさがっていたり、汚れが残っていたりすると、ニキビができやすい肌環境になってしまいます。
OKケア
帰宅後はすぐにメイク落としを
メイクによる毛穴のつまりは、ニキビ悪化の原因になります。帰宅したらすぐにメイクを落としましょう。指先で肌を強くこすらないように注意しながら、手のひらを使ってメイク落としをメイクと十分になじませたあと、水またはぬるま湯で洗い流します。髪の生え際やフェイスラインに洗浄料が残らないように気をつけましょう。
ニキビケアのための洗顔方法を確認しよう!
NGケア
洗いすぎ&ゴシゴシ洗顔はNG!
ニキビケアの基本は、肌の清潔を保つこと。でも洗いすぎは禁物です。1日に何度も洗顔したり、ゴシゴシ洗ったりすると、肌を傷つけて必要な水分や脂分まで奪われてしまいます。洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料の使用も肌を乾燥させてしまう原因になります。
また、ニキビにさわるなどの刺激もニキビの悪化につながります。
OKケア
泡でやさしく包み込むように
洗いましょう
洗顔は、朝晩の1日2回が基本です。朝は起床後に、夜は帰宅後のメイク落としのあとに、ニキビをつぶさないように、やさしく洗いましょう。また、洗浄力が強すぎる洗顔料を使うと、乾燥して肌を傷つけてしまいます。刺激の少ない洗顔料を選ぶようにしましょう。
STEP1
洗顔料を手に取って、泡立てます。泡立てネットを使ってもよいでしょう。
STEP2
Tゾーンなど皮脂が多い部分を中心に、泡で顔全体を包み込むイメージで、やさしく丁寧に洗います。
STEP3
洗顔料を残さないように水かぬるま湯でしっかりとすすぎ、洗顔料が残りがちな髪の生え際やフェイスラインもよく洗い流します。
STEP4
洗顔後は、清潔なやわらかいタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ります。
オールシーズンちゃんとニキビケアしてる?
NGケア
肌が乾燥しやすい季節だけ重点的にスキンケアするのはNG!
乾燥する秋から冬にかけては、肌のターンオーバー機能も乱れがちで、ニキビもできやすくなる季節です。ニキビが目立っているときはしっかりとスキンケアをしていても、そのほかの季節のスキンケアがおろそかになっていることはありませんか?実は、紫外線が強くなる春や、汗や皮脂の分泌が盛んになる夏にも注意が必要なのです。
OKケア
スキンケアはオールシーズン、
保湿は洗顔直後に
洗顔、保湿などのスキンケアは一年を通して重要です。特にニキビのある肌では水分が失われやすいので、洗顔後の保湿は大切です。まずは化粧水を顔にやさしく手のひらで押さえるようにして肌になじませます。その後、乳液や保湿剤、美容液などを、化粧水と同じようにやさしく重ね付けしましょう。使用するスキンケア製品は、ノンコメドジェニック表示のあるものがおすすめです。
- ノンコメドジェニック:ニキビができにくいことをテストで確認している化粧品。
ニキビケアのためにも、日焼け止めをしっかり選んで!
NGケア
刺激の強い日焼け止めはNG!
紫外線は、肌の乾燥やニキビ痕(あと)の色素沈着の原因となるため、紫外線対策はとても大切です。でも、肌を守ろうとして、刺激の強いサンスクリーン剤(日焼け止め)を使っていませんか?サンスクリーン剤には、SPF値の高いもの、ウォータープルーフのもの、など色々な特徴がありますが、刺激感があったり、違和感を感じるようであれば使用を中止しましょう。
OKケア
低刺激、敏感肌用の日焼け止めを選んで
使用するサンスクリーン剤は、ノンコメドジェニック表示があるものがおすすめです。サンスクリーン剤の刺激感が気になる場合は、「紫外線吸収剤フリー(無配合)」、「ノンケミカル」、「敏感肌用」などの表示がある、刺激の少ないものを選びましょう。
使い方としては、顔であればパール大2個分ほどを全体にのばす、3時間に1回程度塗り直すのがおすすめです。また、製品によっては落としにくいサンスクリーン剤もあります。その場合は、専用のクレンジングなどできちんと洗い落とすことが大切です。
- ノンコメドジェニック:ニキビができにくいことをテストで確認している化粧品。
くり返してしまうニキビがあるときは、
一人で悩まず皮膚科医に相談ですぞ!