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小•中学生の子供がいる母親に聞いた思春期ニキビに関する調査結果

思春期ニキビを治すには
母親からのアドバイスが
大切ですぞ!

小学4年生から中学3年生までの子供を持つ母親1,256名を対象に「思春期ニキビに関する調査」を実施しました。

  • 調査テーマ:思春期ニキビに関する調査
  • 調査対象者:小学4年生から中学3年生までの子を第一子に持つ母親 計1,256名

ニキビは小学4年生からできることも?!
学生では約半数にニキビができていた。
小・中学生へのニキビ調査結果!

子供の顔のニキビの重症度

子供の顔のニキビの重症度

ニキビ重症度定義

  • 軽症:片顔の赤ニキビ数が5個以下
  • 中等症:片顔の赤ニキビが6個以上20個以下
  • 重症・最重症:片顔の赤ニキビ数が21個以上

母親の回答によると、自身の子供である小学4年生から中学3年生の1,256名のうち、43.9%(551名)が顔または身体にコメドがありました。顔のニキビ(コメドまたは赤ニキビ)の保有率は49.7%(624名)、保有率と重症度は、男女ともに学年が上がるにつれ高くなりました。

また、小学校4年から6年生では男子のニキビ保有率は女子よりも低く、中学生以降は横並びになるという結果に。第2次性徴※のタイミングの男女の違いを反映していました。

※第2次性徴:思春期になってあらわれる、身体の各部分にみられる男女の特徴。

ニキビの相談相手は母親!
約90%が母親に相談しやすいと回答しました。
ニキビの相談相手は約90%が母親でした。

子供がニキビについて相談しやすい相手

子供がニキビについて相談しやすい相手

回答者である母親を介して質問した結果ではありますが、子供がニキビについて相談しやすい相手として89.6%(562名)が母親と回答。それ以外は父親15.3%(96名)、友人12.4%(78名)であることが分かりました。

ニキビのはじまりである「コメド」を知っていると
回答した母親は30%を下回りました。
ニキビに対する母親の認知度

ニキビに関する症状で、赤ニキビ、コメド、ニキビ痕(あと)の写真を提示し、それぞれどのような状態かを知っているか質問したところ、赤ニキビは58.9%(740名)、ニキビ痕は48.4%(608名)が知っていると回答。
それに対し、コメドを知っていると回答したのは29.5%(371名)でした。また、各症状について、医療用医薬品(病院で処方される薬)での治療が可能であると思うと回答した人の割合は、赤ニキビで82.4%(1,035名)、ニキビ痕で28.3%(356名)、コメドで71.4%(897名)という結果でした。

ニキビに対する母親の認知度

ニキビに対する母親の認知度
コメド
医学的には「面皰(めんぽう)」といい、毛穴に皮脂や角質が詰まっている状態です。触るとザラザラしています。
赤ニキビ
アクネ菌が増殖して炎症が起こった状態です。
ニキビ痕(あと)
ニキビを無理やり潰したり、放置しておくと治っても凸凹に痕が残ることがあり、これを瘢痕(はんこん)と言います。凸凹のニキビ痕はなかなか消えません。

医療用医薬品の種類が増えたことを知っている母親は、
医療機関へ受診させる傾向が高かった。

子供に医療機関を受診させなかった理由

子供に医療機関を受診させなかった理由

子供にニキビ治療のため医療機関を受診させなかった母親に、その理由を尋ねると「医療機関を受診する程の症状ではないと思ったため」と回答した割合が最も高く、71.0%(298名)でした。

実は、母親世代の思春期の頃と比べ、ニキビ治療に用いられる医療用医薬品(病院で処方される薬)の種類が増えています。ニキビ治療薬の変化に対する母親の認知の有無別に子供の医療機関受診の有無を分析した結果、ニキビ治療薬の変化を知っている母親が子供に医療機関を受診させた割合は、変化を知らない母親よりも高い傾向にありました。

子供の医療機関受診の有無
(ニキビ治療薬の変化に対する母親の認知度の有無別比較)

子供の医療機関受診の有無

子供のコメドや軽症のニキビに対するアドバイスとして
「洗顔を念入りにする」が最多。
ニキビへの対処法とその満足度

子供の顔のニキビに対して、どのようなアドバイスをするかをニキビの重症度別に質問したところ、コメドのみと軽症のニキビに対しては、「洗顔を念入りにする」を選択した割合が最も高く、半数を超えました。

「医療機関を受診する」を選択したのはコメドのみで22.7%(285名)、軽症で41.8%(525名)、中等症で74.8%(940名)、重症・最重症で93.0%(1,168名)という結果でした。軽症では半数以上が受診を勧めないことが明らかに。また、「薬局・通販の薬を使う」を選択した割合は、軽症のニキビが最も高いという結果でした。

顔のニキビを有する子供に対する母親のアドバイス

顔のニキビを有する子供に対する母親のアドバイス

ニキビへの対処は「洗顔を念入りにした」が最多。
満足度が高いのは「医療機関の受診」。

子供にニキビがある母親627名のうち、ニキビ治療を目的として子供に医療機関を受診させた割合は、33.0%(207名)でした。その他の対処として、割合が最も高かったのは「洗顔を念入りにした」(76.1%,477名)でした。各対処方法に対して「満足している」割合は、「医療機関で治療した」が最も高く(26.1%,54名)、他の対処方法では10%未満という結果でした。「やや満足している」の回答を含めた割合についても、「医療機関で治療した」が最も多く(71.5%,148名)、他の対処方法は50%前後でした。

子供にニキビがある場合に行った対処方法とその満足度

対処方法

子供にニキビがある場合に行った対処方法とその満足度

満足度

子供にニキビがある場合に行った対処方法とその満足度

思春期ニキビができたら母親からの
適切なアドバイスが重要 !

本アンケート調査では、小学4年生から中学3年生までの子供をもつ親が、ニキビの初期症状であるコメドやその治療について認知が十分でないこと、子供のニキビに対しては特に症状が軽度である場合には、医療機関での治療以外の方法で対処させる場合が多いことが明らかになりました。

また、ニキビ治療に用いられる医療用医薬品の種類の変化に対する親の認識が、子供の医療機関受診につながっている可能性が示唆されました。論文著者の島田辰彦先生(日本臨床皮膚科医会学校保健委員長)によると、ニキビへの対処として、洗顔を始めとしたスキンケアも重要ですが、医療機関での治療は高い満足度と確実な有効性が期待できます。

ニキビ痕(あと)のリスクを低下させるには、赤ニキビだけでなくニキビのはじまりであるコメドに対する治療を積極的に行うことが重要であること、また、現在の医療用医薬品ではニキビの幅広い症状に対応した治療が可能であることを認識し、思春期ニキビの発症直後の患者の医療機関受診を促すことが重要であると言えます。

子ども一人ひとりのニキビの状態にあわせたアドバイスが必要ですぞ。
正しいニキビケアについて、皮膚科を受診し、
先生に気軽に相談するですぞ!

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