監修 五十嵐敦之 先生(いがらし皮膚科東五反田 院長)
ミチーガ®︎を注射する部位を選択します。
「腹部」「大腿部」「上腕部」のいずれかに注射します。ご自身で注射する場合は、腹部または大腿部に注射してください。ご家族が注射する場合は上腕部に注射することも可能です。
注射する部位について主治医から指示があった場合は、その指示に従ってください。
注射に適した部位
●次のような部位への注射は避けてください。
注射針のキャップを外します。
注射器を上に向けた状態で白い部分を持ち、注射針のキャップを外してください。
空気(気泡)を先端部に移動させます。
①注射針を上に向けた状態で、注射器の胴体を指先で軽くたたき、気泡を注射器の先端に移動させます。
針先から薬液が漏れる可能性がありますので、注射器は上向きに持ってください。
②片手で注射器を持ったまま、プランジャーを図の矢印の方向に90度回転させます。
③プランジャーをプランジャー・ロックBで止まるまで押し込みます。
注射の前に、ロックを解除します。
注射針を上に向けた状態で、プランジャーを図の矢印の方向に90度回転させてください。こうすることで薬液を注射可能な状態となります。
注射する部位を消毒します。
注射する部位をアルコール綿でふき、10 秒ほど自然乾燥でよく乾かします。
消毒した部位に触れたり、息を吹きかけたりしないでください。
消毒した部位に注射針を刺します。
①注射の直前に、注射器内の空気を抜きます。注射針を上に向けた状態で、注射器の胴体を指先で軽くたたき、気泡を注射器の先端に移動させます。
プランジャーをゆっくりと押し上げ、針先から薬液がわずかに出始めたら、そこで押し上げるのをやめてください。
図に示す程度の小さな気泡が残っていても、注射には問題ありません。
②片方の手で注射器の指かけの近くを持ち、もう片方の手で注射する部位の皮膚を優しくつまみます。
注射器の指かけの近くを持ち、プランジャーは持たないでください。
注射針の近くを持つと、次の手順が実施しにくくなるので、指かけの近くを持ってください。
③注射針を皮膚に対して斜めにして、つまんだ部分に刺してください。
刺す深さと角度
皮下脂肪のある、たるみがあってやわらかい部位が注射に適しています。
注射の方法について主治医から指示があった場合は、その指示に従ってください。
一度注射針を刺した後、抜いたり角度を変えたりしないでください。
薬液を注入します。
①注射針を刺した後、図のように、注射器を人差し指と中指で挟むような形で指かけに両指をかけ、プランジャーを親指でゆっくり押し下げます。
②プランジャーを最後まで押し込み、薬液が全て注入されたことを確認してください。
注射針を刺した角度を変えずに、薬液を注入してください。
注射針を抜き取ります。
針を刺した時と同じ角度を保ちながら、人差し指と中指で指かけを引っ張るようにして抜いてください。
ミチーガ®操作に関するご質問は、マルホ製品情報センターへお問い合わせください。
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