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病院でアトピー性皮膚炎の
治療をされている方へ
正しい治療で症状をコントロール
治療方法について
監修:中原剛士先生
(九州大学大学院医学研究院 皮膚科学分野 教授)
悪化させる原因の対策
アトピー性皮膚炎の治療では、悪化の原因除去とその対策が重要です。
悪化の原因を理解して、その除去と対策を取りましょう。
悪化の原因
皮膚への刺激
唾液や汗、髪の毛が触れたり、衣類とのこすれ、かきむしりなど、日常生活での皮膚への刺激で症状が悪化することがあります。
接触アレルギー
塗り薬、化粧品、香料、金属、シャンプー・リンスなどのアレルギーで症状が悪化することがあります。
食物
特に乳児では、食物アレルゲンが関与することがあります。
吸入アレルゲン
乳児期以降、ダニ、ほこり、花粉、ペットの毛などの環境アレルゲンで悪化することがあります。
発汗
アトピー性皮膚炎では発汗量が減少しており、汗が少ないことによる皮膚温の上昇や皮膚の乾燥が症状の悪化に関わるといわれています。
細菌、真菌
アトピー性皮膚炎の病変部で、黄色ブドウ球菌が検出され、増悪因子の一つと考えられています。また、真菌も関与しているといわれています。
日常生活で気をつけること
アトピー性皮膚炎を悪化させる原因にはさまざまなものがあり、人によって原因は異なります。それぞれの原因を抑えるためにも、日常生活で以下のポイントに気をつけましょう。
住環境
○
室内を清潔にし、適度な温度と湿度を保つ
○
肌に触れるふとんやシーツ、枕カバーなどを清潔に保つ
○
ぬいぐるみはベッドには置かないようにする
○
ペットは洗って清潔を保つ、寝室には入れない
○
帰宅後、室内に入る前に衣類に付いた花粉を払い落してから室内に入るようにする
衣服
○
チクチク、ゴワゴワする肌着や衣類は着ない(化学繊維、ウールなどは避ける)
○
新品の肌着は、洗濯してから着る
○
洗濯洗剤は、できれば界面活性剤の含有量が少ないもの、蛍光剤を含まないものを使い、すすぎを十分行う
食事
○
特定の食べ物によるアトピー性皮膚炎の悪化が確認されている場合は、医師へ相談し、増悪因子になっているかどうかを確認する
○
アルコールや香辛料の入った食事は控える
肌をかかない
○
かきこわしてしまうと症状はひどくなってしまうため、かかないようにする
季節ごとの対策
○
夏は日焼けや汗で症状が悪化しやすくなるため、汗をかいたら濡れたタオルでふいたり、シャワーを浴びて、汗を洗い流す
○
外出時には日焼け止めを使用したり、帽子をかぶり紫外線を防ぐ
○
冬の乾燥が強いときは、保湿剤を使って保湿する
その他のかゆみ対策
○
石鹸やシャンプー・リンスをしっかり流し、すすぎ残しがないようにする
○
かいても皮膚が傷つかないように、爪は短く切る
○
寝ている間は、手や爪で直接かかないように、長袖、長ズボンを着たり、手袋をはめるなど工夫をする
○
髪の毛先が皮膚に与える刺激でもかゆみを感じるので、髪の毛は短く切ったり、束ねる
○
ストレスをためないように工夫する
○
かゆいときは、その部分を冷たいタオルなどで冷やす
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