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病院でアトピー性皮膚炎治療を受けている方へ

アトピー性皮膚炎の治療薬

アトピー性皮膚炎の治療薬には、外用薬(塗り薬)、内服薬(飲み薬)、保湿剤の3種類があります。

1)外用薬(塗り薬)

外用薬には2種類あり、どちらも過剰な免疫反応を抑えます。

ステロイド外用薬

ステロイド外用薬は免疫反応を抑える働きがあります。
「ステロイド外用薬は怖い」と考えて、「なるべく少なく、短い間だけ使おう」と考える人もいるかもしれませんが、中途半端に使うとかえって症状を悪化させたり長引かせたりすることがあります。医師に処方されたステロイド外用薬は、指示通りに、必要な量を必要な期間、必要な部位に使い続けることが大切です。

免疫抑制外用薬

名前の通り、免疫反応を抑える働きがあります。ステロイド外用薬を長期間使い続けることによる副作用が不安な場合や、ステロイド外用薬で効果が不十分(湿疹が治らない、かゆみが残るなど)と感じる場合、またステロイド外用薬である程度炎症が落ち着いた場合などに使われます。

2)内服薬(飲み薬)

抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬

皮膚をかくと皮膚が傷つき症状が悪化するため、かゆみ止めとして、また症状を悪化させない予防的な意味からも、これらの飲み薬を使うことがあります。これらの飲み薬は、鼻炎、花粉症、じんましんなどにも使われています。

ステロイドの飲み薬

塗り薬で抑えられないほど重症化した場合は、免疫反応を強力に抑えるためにステロイドの飲み薬を一定期間使うことがあります。この薬剤は、医師に指示された飲み方や量、期間を必ず守る必要があります。自己判断で服用を途中でやめたり量を減らしたりすると、思わぬ副作用や症状の悪化をまねくことがあります。ただし、長期間漫然と飲み続けることは好ましくありません。

免疫抑制薬の飲み薬

この飲み薬を使えるのは、これまでの治療で十分な効果が得られず、強い炎症を伴う湿疹が広範囲に生じている16歳以上の患者さんです。最大3カ月まで続けることができますが、そこでいったん休薬する必要があります。また服用中は、血圧が上昇したり腎臓の機能が低下することがあるので注意が必要です。

3)注射剤

アトピー性皮膚炎の炎症を引き起こす原因と考えられているIL(インターロイキン)-4とIL-13の過剰な働きを抑える注射剤です。この注射剤を投与できるのは、今までの治療で十分な効果が得られず、全身の広範囲に強い炎症を伴う湿疹がある成人の患者さんです。また、この注射剤で治療するときには、ステロイド外用薬や免疫抑制外用薬を用いた外用薬治療を一緒に行う必要があります。

4)保湿剤

皮膚の乾燥は症状を悪化させたり治りにくくさせたりするので、アトピー性皮膚炎の人は保湿剤でうるおいを保つことが大切です。水分やセラミドを補うもの、油分で皮膚を覆って水分の蒸発を防ぐものなど、いくつかのタイプがあります。剤形にもクリーム、ローション、軟膏などがあり、保湿効果や使用感が異なります。医師と一緒にあなたの皮膚に合ったものを選んでください。

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