とびひに似た症状は、次のような病気でもみられます。気になる症状があれば、自己判断せず早めに受診しましょう。
アレルギーが原因で起こるといわれており、湿疹、かさぶた、かゆみなどが繰り返しみられます。首やひじ・ひざの内側などによくできます。
ウイルスが原因で、直接触れることでうつります。光沢のある白~やや赤っぽい小さなでっぱり(丘疹(きゅうしん))が、ひじ・ひざの内側、ももの付け根、わきの下、上半身などの皮膚のうすいところにでき、掻くことで全身に広がっていきます。
汗を多量にかくと、汗を出す管がつまって汗疹ができます。ふつうは透明~白っぽいのですが、赤い汗疹(紅色汗疹(こうしょくかんしん))にはかゆみがあり、掻くとおできになります。そこに黄色ブドウ球菌などが感染すると、化膿(かのう)してあせものより(汗腺膿瘍(かんせんのうよう))にかかることがあります。
ぬり薬や植物、衣類・靴、洗剤、虫など、いろいろな物質と触れることで起こります。原因となる物質が触れたところに、かゆみを伴う赤いぶつぶつが無数にでき、時には小さな水ぶくれになります。
ウイルスの感染によって赤い湿疹ができ、水ぶくれになり、どんどん全身に広がります。赤いぶつぶつが水ぶくれ、かさぶたとなって治っていきます。湿疹が次々と新しくできるので、これらの症状が入り交じって同時にみられます。
アトピー性皮膚炎
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水いぼ(伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ))
紅色汗疹(こうしょくかんしん)
あせものより(汗腺膿瘍(かんせんのうよう))
ぬり薬による接触皮膚炎
水ぼうそう(水痘(すいとう))