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病院でアトピー性皮膚炎治療を受けている方へ

免疫抑制外用薬について

名前の通り、免疫反応を抑える働きがあります。ステロイド外用薬を長期間使い続けることによる副作用が不安な場合や、ステロイド外用薬で効果が不十分(湿疹が治らない、かゆみが残るなど)と感じる場合、またステロイド外用薬である程度炎症が落ち着いた場合などに使われます。

1)免疫抑制外用薬の特徴

  • アトピー性皮膚炎でみられる皮膚の炎症(湿疹)を改善するための塗り薬です。
  • 炎症を抑える強さは、ミディアム~ストロングクラスのステロイド外用薬と同程度とされています1) 2)

    図:免疫抑制外用薬の特徴

    1) Reitamo S , et al. : J Allergy Clin Immunol 109(3) , 539 (2002)

    2) FK506軟膏研究会 : 西日皮膚 59(6) , 870 (1997)

  • 皮膚萎縮(皮膚が薄く弱くなること)や毛細血管拡張(血管が網の目状に見えること)の副作用はほとんどありません。
    写真:皮膚萎縮

    ※出典:Visual Dermatol 3(8), 806 (2004)

  • 有効成分の粒が大きいため、バリア機能が低下した炎症部位にはよく吸収されますが、健康な皮膚では吸収されにくい性質があります。
  • 有効成分の粒が大きいため、手のひらや足の裏など、皮膚が厚い部分には吸収されにくく、効果が出にくくなります。

    図:分子量のイラスト

    • 免疫抑制外用薬
    • ステロイド外用薬
  • 刺激やほてりを感じることがありますが、皮膚炎の症状改善とともに徐々に消えていきます。

2)どんな人に向いているの?

免疫抑制外用薬は、次のような人に向いています。

他の治療で効果が不十分だった人 他の治療とは働き方が違うので、他の治療で効果が出なかった人でも効果が現れる可能性があります。
皮膚萎縮や毛細血管拡張が認められる人
写真:皮膚萎縮

※出典:Visual Dermatol 3(8), 806 (2004)

皮膚萎縮や毛細血管拡張の副作用はほとんどありませんので、それらを認める人に適しています。
顔や首など、薬剤の吸収が良い部位に炎症がある人
写真:眼瞼炎

※出典:アトピー性皮膚炎の臨床 Color Atlas

顔(目の周りも)や首などは、皮膚が薄く吸収が良いため、皮膚萎縮や毛細血管拡張などの副作用のリスクも大きくなります。そのため、副作用を避ける意味から免疫抑制外用薬が適しています。
首に色素沈着が認められる人
写真:首に色素沈着

※出典:アトピー性皮膚炎の臨床 Color Atlas

皮膚の炎症が長引くと色素が沈着して皮膚が黒くなることがあります。このような場合、炎症を抑える薬が必要になります。色素沈着の治療には長期間(半年~数年)かかることや、皮膚の萎縮の副作用がほとんどありませんので免疫抑制外用薬が適しています。
軽症~中等症の人 免疫抑制外用薬がアトピー性皮膚炎の炎症を抑える効果は、ミディアムからストロングクラスのステロイド外用薬とほぼ同じといわれているので、軽症~中等症の患者さんに特に効果的です。

病院でアトピー性皮膚炎治療を受けている方へ

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