ミチーガ®
ご自身で
投与される方へ -自己注射ガイドブック-

監修 五十嵐敦之 先生(いがらし皮膚科東五反田 院長)

注射方法(補助具を使用しない場合)

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注射する部位を消毒します。

①注射する部位をアルコール綿でふき、10秒ほど自然乾燥でよく乾かします。

消毒した部位に触れたり、息を吹きかけたりしないでください。

②注射器を上に向けた状態で白い部分を持ち、注射針のキャップを外してください。

  • ●キャップを外す際、プランジャーを押したり引いたりしないでください。
  • ●薬液が漏れる可能性があるので注射器を下向きに持たないでください。
  • ●針先を触ったり、他のものに接触したりしないようにしてください。
  • ●一度外したキャップは、再度取り付けないでください。 キャップを外した後は放置せず、すぐに次の手順に進んでください。
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消毒した部位に注射針を刺します。

①片方の手で注射器の指かけの近くを持ち、もう片方の手で注射する部位の皮膚を優しくつまみます。

注射器の指かけの近くを持ち、プランジャーは持たないでください。

注射針の近くを持つと、次の手順が実施しにくくなるので、指かけの近くを持ってください。

②注射針を皮膚に対して斜めにして、つまんだ部分に刺してください。

刺す深さと角度

皮下脂肪のある、たるみがあってやわらかい部位が注射に適しています。
注射の方法について主治医から指示があった場合は、その指示に従ってください。

一度注射針を刺した後、抜いたり角度を変えたりしないでください。

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薬液を注入します。

①注射針を刺した後、図のように、注射器を人差し指と中指で挟むような形で指かけに両指をかけ、プランジャーを親指でゆっくり押し下げます。

②プランジャーを最後まで押し込み、薬液が全て注入されたことを確認してください。

注射針を刺した角度を変えずに、薬液を注入してください。

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注射針を抜き取ります。

針を刺したときと同じ角度を保ちながら、人差し指と中指で指かけを引っ張るようにして抜いてください。

  • ●注射部位はもまないでください。
  • ●出血した場合は、新しいアルコール綿で10秒程度軽く押さえてください。

注射方法(補助具を使用する場合)

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補助具に注射器をセットします。

①補助具のフタを開けます。

②注射器を補助具に斜め上から差し込み、注射器をセットします。

注射針のキャップは外さないでください。

③補助具のフタを閉じます。

④補助具のスライド部を引き出し、赤い印が見える状態にします。

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注射する部位を消毒します。

注射する部位をアルコール綿でふき、10秒ほど自然乾燥でよく乾かします。

消毒した部位に触れたり、息を吹きかけたりしないでください。

14

薬液を注入します。

①注射針のキャップをまっすぐ取り外します。

②赤い印が出ていることを確認してください。

③補助具を皮膚に押し付け、極力動かさないように固定します。固定できたら、スライド部が隠れるまで補助具を垂直に下げて注射針を刺します。

  • ●補助具は垂直に押し当ててください。
  • ●皮膚に注射した後は、注射針を抜かないようにしっかり固定してください。

④補助具のグリップを握りながら、プランジャーを一定の力でゆっくり押して薬液を注入します。

⑤プランジャーを最後まで押し切ったことを確認し、注射針を垂直に抜きます。

  • ●注射部位はもまないでください。
  • ●出血した場合は、新しいアルコール綿で10秒程度軽く押さえてください。
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注射器を取り外します。

①スライド部を赤い印が見えるまで引き出します。

注射針に触れないようにご注意ください。

②補助具のフタを開けます。

③注射器を斜め上に引き出します。

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