痔 ポステリザン-LIFE

menu
  • ホーム
  • かかりつけ医の先生方へ

Ⅰ. 痔の診療におけるかかりつけ医の役割

1. 痔の患者さんの受診状況

医療機関への受診率が低い

図1. 痔の患者さんにおける医療機関への受診率

図1. 痔の患者さんにおける医療機関への受診率

痔になっても、約2割の方しか医療機関を受診しませんでした。

  • 調査方法

    インターネット調査、郵送調査(70歳代のみ)

  • 調査対象

    2008年~2010年の3年間で痔の症状があった15~79歳の女性、300例

  • 調査期間

    2010年11月~12月

痔に関するアンケート-調査結果- マルホ株式会社 2010年

図2. 痔の患者さんが医療機関を受診しない理由

図2. 痔の患者さんが医療機関を受診しない理由

痔になっても、医療機関を受診しない理由として、「診察が恥ずかしい」が最も多い回答でした。「治療を受ける程度ではない」という回答も同数あり、主に羞恥心と症状の自己判断が、医療機関での受診の敬遠傾向に関与している可能性があります。

  • 調査方法

    インターネット調査

  • 調査対象

    痔疾患を持ち、医療機関を受診または2012年~2013年の過去1年間にOTC薬を使用した患者、400例(医療機関受診200例、OTC薬のみ200例)

  • 調査期間

    2013年5月

痔疾患患者調査結果 マルホ株式会社 2013年

図3. 痔の患者さんが医療機関受診時に不安に思ったこと

図3. 痔の患者さんが医療機関受診時に不安に思ったこと

患者さん自身は「恥ずかしい」、「治療内容が不明」という不安が残ったまま受診されているようです。そして「治療が痛い」、「手術をすすめる」が次に続いています。手術に対する不安も受診に対する抵抗感の理由の一つとして考えられます。

  • 調査方法

    インターネット調査

  • 調査対象

    痔疾患を持ち、医療機関を受診または2012年~2013年の過去1年間にOTC薬を使用した患者、400例(医療機関受診200例、OTC薬のみ200例)

  • 調査期間

    2013年5月

痔疾患患者調査結果 マルホ株式会社 2013年

セルフメディケーションを行う
患者さんが多い

図4. OTC薬の使用

図4. OTC薬の使用

約半数の方(44.7%)がOTC薬を使用しており、自己判断で治療する傾向がある疾患であることが見受けられました。

  • 調査方法

    インターネット調査、郵送調査(70歳代のみ)

  • 調査対象

    2008年~2010年の3年間で痔の症状があった15~79歳の女性、300例

  • 調査期間

    2010年11月~12月

痔に関するアンケート-調査結果- マルホ株式会社 2010年

図5. OTC薬の使用期間

図5. OTC薬の使用期間
痔の患者さんのOTC薬の使用期間にはバラツキがあり、OTC薬を1か月以上使用している方が50%以上存在するという結果でした(10か月以上は18%)。これは、OTC薬による治療では、効果の実感に基づいた服薬の継続または終了の自己判断が難しく、漫然とした服薬(治療の遷延化)につながっている可能性も考えられます。
  • 調査方法

    インターネット調査

  • 調査対象

    痔疾患を持ち、医療機関を受診または2012年~2013年の過去1年間にOTC薬を使用した患者、400例(医療機関受診200例、OTC薬のみ200例)

  • 調査期間

    2013年5月

痔疾患患者調査結果 マルホ株式会社 2013年

ページトップへ