薬物療法
痔の治療の基本は保存療法です。保存療法とは主に、食生活や排便習慣を改善し、症状を悪化させないようにする生活療法が中心となりますが、補助的な役割として、薬物療法が行われます。薬物療法に使用される薬剤には、外用剤と内服剤があります。
外用剤
軟膏剤および坐剤があり、疼痛・出血・膨張などの症状の緩和に使用されます。粘膜の保護や、排便をスムーズにするための潤滑油の働きもします。
内痔核には坐剤もしくは注入軟膏、外痔核には直接塗布が可能な軟膏が適しています。術後創や裂肛など強い疼痛を伴う場合は、挿入時の痛みが少ない注入軟膏が多く用いられます。
内服剤
緩下剤や抗菌薬が使用されます。痛みが強い場合には非ステロイド性抗炎症薬などを使用することもあります。
監修:牧田総合病院 肛門科 佐原 力三郎 先生
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