監修医師:愛知医科大学医学部 皮膚科学講座 教授 渡辺大輔 先生
単純ヘルペス感染症は、学校保健安全法の第三種の感染症に分類されています。
口唇ヘルペスまたはヘルペス性口内炎のみの症状であれば、マスクや絆創膏を使用して感染予防をすれば、登園・登校はできます。
周囲への感染を防ぐために、他の子どもとの接触をなるべく避け、こまめに手を洗う、おもちゃや絵本、教材、タオルの共有をさけるなど、基本的な衛生管理を徹底しましょう。
ただし、発熱や全身症状がある場合は、欠席して治療をしてください。特に、初感染の場合は重症化することもあるため、注意が必要です。
また感染拡大を防ぐために独自で出席停止の基準が設けられている場合があるので、直接確認することをおすすめします。
関連Q&A:子どもに口唇ヘルペスのような症状があるのですが、どうすればいいですか?
長引く水ぶくれやかさぶたの悩み。
もっと、はやめに治療しよう!
急なヘルペスに、いつでもサッとPIT。水ぶくれをできにくくする治療※です。
「PIT(ピーアイティー)」とお気軽に医師にご相談ください。
愛知医科大学医学部 皮膚科学講座 教授
渡辺大輔 先生
1993年名古屋大学医学部卒業。名古屋大学医学部助手、米国ハーバードメディカルスクールポストドクター、愛知医科大学皮膚科准教授などを経て、2010年より現職。日本皮膚科学会理事。日本皮膚科学会「ヘルペス診療ガイドライン」策定委員。