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マルホ株式会社（本社：大阪府大阪市北区、代表取締役社長：杉田 淳、以下、マルホ）は、尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ_®ウォッシュゲル5%」（一般名：過酸化ベンゾイル、以下、本剤）を、本日、新発売しました。

本剤の有効成分である過酸化ベンゾイルは、尋常性ざ瘡（ニキビ）の原因菌であるCutibacterium acnes（アクネ菌）などの細菌に対する抗菌作用と角層剥離作用を有することから、炎症性皮疹および非炎症性皮疹（コメド）に対して効果を有します。

本剤は「ベピオ_®ゲル2.5%」「ベピオ_®ローション2.5%」に続く新用量･剤形追加の新医薬品です。1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布し、5～10分後に洗い流す、尋常性ざ瘡の治療薬として国内で初めての短時間接触療法（Short contact therapy）^※を実現した製剤です。
本剤は塗布5～10分後に洗い流すことから、皮膚刺激症状や衣類などの脱色リスクの低減とともに、毎日の洗顔習慣に組み入れて本剤を使用いただくことで、治療の継続が期待できます。
なお、本剤は、洗い流しやすさ（洗浄性）と有効成分の安定性を両立するHARMOWELL^® Washable Technologyという、マルホ独自の製剤化技術が用いられています。

※外用剤の患部への接触時間を短時間にして、副作用を軽減しながら治療効果を発揮する方法

皮膚科学領域に特化するマルホは、本剤が尋常性ざ瘡に悩む患者さんの治療選択肢の拡大とアドヒアランスの向上につながることを期待しています。

製品概要

注意事項
このニュースリリースに含まれている医療用医薬品に関する情報は、プロモーションや広告および医学的アドバイスを目的としているものではありません。

【参考情報】尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ_®ウォッシュゲル5%」製造販売承認取得のお知らせ（2025年3月27日）
https://www.maruho.co.jp/information/20250327.html
尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ_®ローション2.5%」 新発売のお知らせ（2023年5月31日）
https://www.maruho.co.jp/information/20230531.html
尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ_®ゲル2.5%」 新発売のお知らせ（2015年4月1日）
https://www.maruho.co.jp/information/20150401_pr_jpn.pdf

HARMOWELL^® Washable Technologyについて短時間接触療法（Short contact therapy）の実現には製剤の洗い流しやすさ（洗浄性）が重要ですが、洗浄性を高める添加剤（例として界面活性剤など）を加えた結果、有効成分が分解してしまい、期待する効果を発揮できなくなる可能性があります。このような問題を解決するためのマルホ独自技術がHARMOWELL^® Washable Technologyです。
HARMOWELL^® Technologyについての詳細はhttps://www.maruho.co.jp/about/activities/business-activities/formtech/harmowell/をご覧ください。

マルホのニキビへの取り組みについてニキビやニキビの初期段階である「コメド（面ぽう）」を正しく理解し、対処していただけるよう取り組んでいます。
ニキビで皮膚科を受診中の患者さん、ニキビに悩む生活者とその家族の方に向けて、2017年よりニキビ情報ウェブサイト「ニキビ一緒に治そう Project」（www.maruho.co.jp/kanja/nikibi）などで情報提供を行っています。

マルホ株式会社について大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,620人（2024年9月末）です。2024年9月期の売上高は869億98百万円でした。「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」をミッションに掲げ、誰もが笑顔で暮らすことのできる社会の実現を目指しています。
マルホ株式会社についての詳細はwww.maruho.co.jpをご覧ください。