マルホは、経営理念に基づいて、グループの共創で価値創出力を高め、社会的課題の解決を追求し、誰もが笑顔で暮らすことのできる持続可能な社会の実現を目指していきます。
環境
環境ポリシー
- マルホは「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」というミッションのもと、地球環境に配慮した事業活動を行い、地球環境の保護・維持・改善に取り組みます。
環境行動指針
- 1.地球環境の保護に配慮した企業活動を推進するとともに、継続的に環境課題の解決に取り組みます。
2.環境対策推進活動において明確な目標を定め、その達成のために効果的な推進体制を維持・改善します。
3.事業活動を行うそれぞれの国・地域の環境に関する法令及び規範などを遵守します。
4.計画的に教育や啓発活動を行い、従業員一人ひとりの環境に対する意識を醸成します。
5.社会との信頼関係を深めるため、環境対策推進活動に関する情報を積極的に開示します。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて
- <2030年、2050年CO2排出量削減目標>
CO2排出量※を2013年度比で2030年度までに、46%削減します。
2050年度までに、ゼロにします。
※研究所、工場、オフィス、営業車両を対象
推進体制
- 環境課題に関する取り組みを適切かつ有効に推進するため環境委員会を設置しています。環境対策推進連絡会を通じ、環境課題に関する取り組みについて情報収集および推進活動上の課題を把握し、必要に応じて委員長に報告するとともに、 推進活動および社内への理解促進を図ります。
- 環境委員会体制
研究開発活動における取り組み(京都R&Dセンター)
- 省エネルギー/省資源
- 医薬開発研究所におけるLED照明の導入をはじめ、空調の省エネモードの活用、CO2濃度制御システムの導入、季節ごとの実験室の空調温湿度の設定変更など、さまざまな施策を通じて温室効果ガスの排出量削減に努めています。また、実験結果の確認や各種手続きにおいて、紙書類から電子書類への変更を進めるなど、紙使用の削減に努めています。
- グリーン購入
- 研究開発活動で使用する事務用品などの身近な備品などを環境配慮型製品に代替する取り組みを開始し、環境保全に努めています。
- 産業廃棄物の排出量削減
- 循環型社会の実現に貢献するため、化学物質や各種資材など、産業廃棄物の排出量削減に継続的に取り組んでいます。研究開発活動により排出される廃棄物の分別の徹底にも努めています。
- 環境意識の向上
-
京都R&Dセンターに勤務する従業員が自主的にSDGsに関する座談会を開催し、環境保全への意識向上と環境対応に関する知見やアイデアの共有を図り、具現化に取り組んでいます。
SDGsに関する座談会の様子(2022年7月)
営業活動における取り組み(各営業所)
- ハイブリッドカーの導入
- 営業活動において使用する営業車両を、2009年から順次ハイブリッドカーに切り替えています。2024年3月時点でのハイブリッドカー導入率は92.0%となりました。営業活動に伴い使用する燃料を抑えるとともに、CO2の排出量削減も実現していきます。
生産活動における取り組み(彦根工場、長浜工場)
- ISO14001の取得
-
両工場において、環境マネジメントシステム(EMS)に関する国際規格「ISO14001」を取得しています。
- 環境
-
2023年度は、各施設において空調設備や照明設備の効率化、また従業員の省エネ意識向上により、エネルギー使用量を大きく削減しました。
2050年度までにCO2排出量をゼロとする目標を掲げています。2023年度は、13,974t(前年度比2.2%減)となりました。
各工場において、水資源の使用量の削減に努めています。2023年度は前年度比5.0%削減しました。
彦根工場では、2022年以降、低いレベルを維持できています。長浜工場では、生産量の増加に伴い、産業廃棄物排出量が増加しました。
- クリーンキャンペーン
-
彦根工場では、毎年4~6月、8~10月の期間において、工場周辺のゴミ拾いなどのクリーンキャンペーンを実施しています。今年は、初めて協力会社とともに取り組みました。
クリーンキャンペーンの様子
- スポGOMI
-
従業員の社会貢献意識の醸成を目的に開催。スポGOMIとは、ゴミ拾いにスポーツ的な要素を取り入れ、楽しみながら環境美化に取り組める日本発祥のイベントです。
日本スポGOMI連盟が定めたルールに従い、街中に落ちているゴミを拾って、ゴミの重量を競います。
2024年に京都で開催した第1回目で集まったゴミの総量は、合計72kg。ゴミ拾いが楽しいと思えたとの参加者の声もありました。