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尋常性乾癬等 角化症治療剤「オキサロール®軟膏25µg/g」「オキサロール®ローション25µg/g」および尋常性乾癬治療剤「マーデュオックス®軟膏」の権利譲渡/譲受について

マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:高木幸一、以下、マルホ)と中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:小坂達朗、以下、中外製薬)は、このたび、中外製薬が日本において製造販売承認を取得し、マルホが独占的に販売する尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロール®軟膏25μg/g」「オキサロール®ローション25μg/g」および尋常性乾癬治療剤「マーデュオックス®軟膏」(以下、本件対象製品)に関し、中外製薬が保有する権利を2019年12月1日付けでマルホに譲渡することについて合意いたしましたのでお知らせいたします。

本件対象製品は、中外製薬が創製し、製造する活性型ビタミンD3誘導体マキサカルシトールを有効成分に含む外用剤で、2001年のオキサロール®軟膏25μg/gの発売以来、両社で共同開発し、マルホが国内において独占的に販売してまいりました。2019年12月1日付けでマルホが本件対象製品の製造販売承認を承継し、以降、マルホが研究、開発、製造、販売に係る権利を保有し、引き続き、販売ならびに適切な情報の提供と収集を行い、安定供給を実施してまいります。皮膚科学領域に特化するマルホは、本譲受を通じ、尋常性乾癬等に悩む患者さんに、より一層貢献できるよう取り組んでまいります。

なお、二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール®注2.5μg/5μg/10μg」については、中外製薬が日本における製造販売承認を保持し、販売を継続いたします。中外製薬ならびにマルホは、本件対象製品の円滑な譲渡/譲受に向けて協働してまいります。

本件が中外製薬の2019年12月期連結業績に与える影響は軽微です。



中外製薬について
中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業であり、ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開しています。特に「がん」領域を中心に、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。
国内では、御殿場、鎌倉の研究拠点が連携して創薬研究活動を行う一方、浮間では工業化技術の研究を行っています。海外では、シンガポールに拠点を置く中外ファーマボディ・リサーチが革新的な抗体創製技術を駆使し新規抗体医薬品の創製に特化した研究を行っています。また、米国と欧州では、中外ファーマ・ユー・エス・エー中外ファーマ・ヨーロッパが臨床開発活動を行っています。2017年の連結売上高は5,342億円、営業利益は1,032億円(Coreベース)でした。
中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttps://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧下さい。

マルホについて
マルホ株式会社は大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,512人(2018年9月末)です。 2018年9月期の売上高は785億69百万円でした。"Excellence in Dermatology"を長期ビジョンとして掲げ、皮膚科学領域での卓越した貢献を目指しています。マルホ株式会社についての詳細はhttps://www.maruho.co.jp/をご覧ください。

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