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疫学

発生率

乳児血管腫は、新生児期から乳児早期に発生する「赤あざ」の一種で、新生児に最も多くみられる良性の血管腫瘍です。表面が鮮やかな赤色を呈し、皮膚表面より隆起し、半球状の腫瘤を形成することもあります。日本での有症率は1.7%と報告されています1)。また 、男女比は1:3~9と女児に多く、出生時低体重児に多いとされています2, 3)

発生部位

皮膚だけでなく内臓を含め全身のいずれにも発生しますが、最も多い発生部位は頭頸部で、全体の60%を占め、次に体幹25%、四肢15%との報告があります4, 5)

  • Hidano A. et al. Br J Dermatol. 1972 ; 87 : 138-144

  • Sundine MJ. et al. Clin Pediatr(Phila). 2007 ; 46 : 206-221

  • Drolet BA. et al. J Pediatr. 2008 ; 153 : 712-715

  • Finn MC. et al. J Pediatr Surg. 1983 ; 18 : 894-900

  • 血管腫・血管奇形診療ガイドライン 作成委員会 編. 血管腫・血管奇形診療ガイドライン2013

<出典>
平成26‐28年度厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)「難治性血管腫・血管奇形・リンパ管腫・リンパ管腫症および関連疾患についての調査研究」班:血管腫・血管奇形・リンパ管奇形診療ガイドライン2017, 第2版, 2017年3月

【監修】

地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センター 皮膚科部長
馬場 直子 先生
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