27歳,女性。小学校高学年の頃より,手の汗が多く,授業のノートやテスト用紙が汗で濡れて集中できなかった。高校生頃より,制服着用の際,腋の下の汗も多くなってきた。いろいろな市販の製品を使用してきたが,改善がないため当院を受診。初診時,手のひらからの発汗を視認したが,腋の下の汗は確認できなかった。本患者における診断と治療方針は以下のうちどれか。
40歳代,女性。小学生低学年で寛解したアトピー性皮膚炎の既往あり。数年前から顔の赤みや火照りが気になっていた。体幹や四肢には皮疹がない。スギの花粉症あり。本患者について,診察,検査,治療ですべきことは以下のうちどれか。
10歳代,男児。両側の後頸部から鎖骨上窩,腋窩部,鼠径部を中心に全身がやや濃い色調で,皮丘・皮溝が明瞭な皮野を呈している。姉も同様の症状に罹患しているが,両親にはこの症状がない。薬剤は内服しておらず,ほかに症状は認めない。本症例の診断として最も考えられるものはどれか。
14歳,男児。6カ月前から,手足,体幹に痒みを伴う発疹が出現した。妹にも手足に痒みを伴う皮疹がある。近医でベリーストロングクラスのステロイド外用薬を処方されたが,治りが悪いため,当院へ紹介受診となった。本患者における診断は以下のうちどれか。
46歳,男性。臀部に痛みが生じた2日後に皮疹が出現したため,当科を受診した。初診時,仙骨部,臀部に軽度の疼痛を伴う小水疱の集簇を認めた。患者の話によると,以前,同部位に皮疹が出たことがあるかもしれないとのことであった。本患者において,行うべき検査は以下のうちどれか。
32歳,男性。数年前より頭皮の生え際を中心とする紅斑,鱗屑が出現し,増悪と寛解を繰り返していた。1年前より爪の変形が出現し,近医皮膚科を受診しても改善しないため,当科を受診した。受診時,頭皮の生え際,腋窩,臍部,臀裂部,爪に病変を認めた。本患者において,今後出現に注意すべき症状は以下のうちどれか。
80歳代,女性。老人ホームの医師から巻き爪の良い治療があるので皮膚科に紹介すると言われ受診。足の爪が自分で切れず,施設のスタッフでも切れない。肝機能,腎機能に大きな問題なし。本患者において,まず行うべき治療は以下のうちどれか。
75歳,男性。慢性硬膜下血腫で自宅療養中,パーキンソン病による無動あり。日常生活自立度C1,仰臥位を好む。仙骨部から臀裂に褥瘡を生じた。圧すると痛みを訴え,熱感と硬結を触れる。この褥瘡の創状態を改定DESIGN-R®2020で評価するとき,深さは以下のうちどれか。
10歳,男児。乳児期から瘙痒を伴う湿疹が出現し,増悪と寛解を繰り返していた。半年ほど前から湿疹が増悪し,近医でステロイド外用薬が処方されていたが改善せず,瘙痒による夜間の睡眠障害等も出現して不登校状態となり当科を受診した。初診時,全身に強い湿疹を認めた。本患者において,まず行うべき治療は以下のうちどれか。
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