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キーワード:体調の変化
- Qどのような人にできやすいのですか?
- A次のような状態の人は褥瘡(床ずれ)ができやすいので注意が必要です。
- 寝たきりあるいは1日のほとんどをベッドや布団、車いす上で過ごし、自分で姿勢を変えることが難しい人(最も注意が必要)。
- 食事が十分に摂れない状態が続いている人(栄養不良の人)。
- 関節が固まり(拘縮<こうしゅく>)、こわばっている人。
- 尿失禁・便失禁が続いている人。
- 持病(骨粗鬆症<こつそしょうしょう>、糖尿病、心不全、認知症など)が急に悪化している人。
- むくみがある人。
- Q気をつけるべき症状や体調の変化はありますか?
- A
- 気をつけるべき皮膚の症状は、皮膚の赤み(→新しい褥瘡<床ずれ>の発症)、褥瘡(床ずれ)の傷の周囲が赤く腫れて熱をもっている場合などです。
- 気をつけるべき体調の変化は、食事量や水分摂取量が減り栄養状態が悪くやせてくる場合、むくみが悪化している場合、発熱、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢などの症状が続いている場合などです。
少しでも気になる症状や体調の変化があれば、医師や看護師などに相談しましょう。
- 気をつけるべき皮膚の症状は、皮膚の赤み(→新しい褥瘡<床ずれ>の発症)、褥瘡(床ずれ)の傷の周囲が赤く腫れて熱をもっている場合などです。