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栄養管理
栄養管理の必要性
栄養が不足すると褥瘡(床ずれ)になりやすくなり、また治りにくくなります。
特にお年寄りは味覚の低下や摂食障害、食べ物をうまく飲み込めないなどの原因によって、栄養不足になりやすくなっています。栄養不足は気がつきにくいため、体の状態を定期的に確認して、適切に栄養管理を行うことが大切です。
特に以下の体の状態に注意しましょう。
- 食事摂取量や水分摂取量。
- 皮膚の張りやたるみの状態。
- やせの状態(骨の突出具合)。
- むくみの状態。
- 排泄(排尿・排便)の状態。
- 睡眠の状態。
- 吐き気や嘔吐(おうと)などの気分不良の状態。
栄養管理の方法には、必要栄養量の確認や栄養を摂るための具体的な工夫、口腔(こうくう)ケアなどがあります。