日本包装学会論文賞受賞のお知らせ
マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉田淳)は、この度、「視覚障がい者の外用製剤の適正使用を目的とした触知覚ラベルの設計」の研究(以下、本研究)において、日本包装学会第35回総会(2026年8月26日・東京都)で「論文賞」を受賞しました。この賞は1年間で日本包装学会誌に掲載された論文の内、優れた論文に与えられるものです。

視覚障がいのある方は、医薬品包装や薬剤情報提供書から必要な情報を得ることが難しく、複数の外用剤を使用する際には薬剤の識別や使い分けに課題があります。また、点字だけでは十分な情報提供にならないこともあり、より多くの方が利用できる支援方法が求められていました。
本研究では、指先で触れて識別できる凸状デザインを施した「触知覚ラベル」を開発しました。利用者は触覚によって外用剤を識別できるほか、ラベルに付された番号をスマートフォンのOCRアプリ(文字を読み取り音声で伝えるアプリ)で読み取ることで、薬剤名や使用方法などの情報を音声で確認することができます。
本研究成果は、医薬品包装におけるアクセシビリティ向上と、患者さんの適正使用支援への貢献が期待されます。
(参考情報)
掲載誌:日本包装学会誌 34 (5), 315-326, 2025-10-01
タイトル:視覚障がい者の外用製剤の適正使用を目的とした触知覚ラベルの設計
Design of Touching Tactile Labels for The Proper Use of Topical Formulations by Visually Impaired Individuals
著者:實川真弓、吉川莞爾、小林勇太、藤川雅崇

【マルホについて】
マルホの歴史は、創業者 木場栄熊(こば えいくま)の「薬で社会に貢献したい」という想いから始まりました。日常生活にまで影響を与えてしまう皮膚疾患。そんな皮膚の悩みをもつ患者さん一人ひとりの暮らしにどう貢献できるのか? 人々のかけがえのない日常に笑顔をもたらすべく努力してまいります。
本件に関する問い合わせ先
マルホ株式会社 人事総務部 広報グループ
Tel:06-6371-8831 Email: kouhou@mii.maruho.co.jp