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抗生物質製剤(ファロペネムナトリウム水和物)の中国への導出ライセンス契約締結のお知らせ

マルホ株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:杉田 淳、以下、マルホ)はShenzhen China Resources Gosun Pharmaceuticals Co., Ltd.(本社:中国 広東省深セン市、GM:潘革(Pan Ge)、以下、CR Gosun社)に、マルホが国内で製造販売する経口用ペネム系抗生物質製剤(一般名ファロペネムナトリウム水和物、以下、本剤)について、中国における開発・販売権を導出するライセンス契約を締結したことをお知らせします。

今回の契約に基づき、マルホとCR Gosun社は中国(香港、マカオを除く)における本剤の早期上市を目指し、両社連携して開発および薬事上の活動をすすめる予定です。
本剤は日本で開発された世界初の経口ペネム系抗生物質※1です。好気性グラム陽性菌、好気性グラム陰性菌及び嫌気性菌に対し幅広い抗菌スペクトルを有します※2。特に肺炎球菌に対して優れた抗菌活性を示します※3。1997年より本剤は日本国内で「ファロム錠®150mg」「ファロム錠®200mg」の製品名で発売しています。

マルホは新たな海外事業戦略として「アジア皮膚科ハブ構想」を掲げ、アジア各国・地域における事業展開を推進しています※4。今後中国において、CR Gosun社と連携し本剤を通じて様々な感染症で悩む患者さんの笑顔に貢献できるよう取り組んでまいります。

※1:ペネム系抗生物質=ペニシリンとセファロスポリンのハイブリッド骨格を持つβ‐ラクタム系抗菌薬です。
※2:ファロム錠医薬品インタビューフォーム(2024年7月改訂)より
※3:Klaudia Kosowska-Shick et al.:Antimicrobial Agents and Chemotherapy.52(2):748(2008)より
※4:2023年10月よりスタートさせている第5次中期計画において事業の重点テーマの1つとして「グローバル展開の新たな一歩の踏み出し」を掲げて取り組んでいます。
注意事項
このニュースリリースに含まれている医療用医薬品・医療機器に関する情報は、プロモーションや広告および医学的アドバイスを目的としているものではありません。
Shenzhen China Resources Gosun Pharmaceuticals Co., Ltd.について本社は中国広東省深セン市で創業は1991年です。China Resources Sanjiu Medical & Pharmaceutical Co., Ltd. の子会社で、感染症治療(抗生物質)および周術期領域に強みを持つ製薬企業です。
CR Gosun社の詳細は https://www.gosunchina.com/をご覧ください。
マルホ株式会社について大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,620人(2024年9月末)です。 2024年9月期の売上高は869億98百万円でした。 「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」をミッションに掲げ、誰もが笑顔で暮らすことのできる社会の実現を目指しています。
マルホ株式会社についての詳細はhttps://www.maruho.co.jpをご覧ください。
本件に関する問い合わせ先
マルホ株式会社 経営企画部 広報グループ
Tel:06-6371-8831
Email:kouhou@mii.maruho.co.jp

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