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マルホとカネカ、白癬菌抗原キット「デルマクイック®爪白癬」の国内販売提携契約締結のお知らせ

マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:杉田 淳、以下、「マルホ」)は、株式会社カネカ(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 一彦、以下、「カネカ」)と、マルホが製造・販売している白癬菌抗原キット「デルマクイック®爪白癬」(以下、本製品)に関する日本国内での販売提携契約を2025年1月6日に締結しました。

本契約に基づきカネカは、2025年2月3日より、両社で合意した対象施設(透析施設※1)に対して本製品の情報提供活動および販売を開始します。対象施設以外の医療機関には、マルホが引き続き情報提供活動および販売を行います。

本製品は、イムノクロマト法※2を用いた国内初の白癬菌抗原キット(体外診断用医薬品)です。顕微鏡などの特別な機器を使用せず、簡便な操作法で爪中の白癬菌抗原の有無を判定し、爪白癬の適切な診断を補助します。本製品は2022年2月に保険適用され、同年6月にマルホより販売しています。

マルホは、これからも爪白癬に悩む患者さんに、より一層貢献できるよう取り組んでまいります。

※1 透析施設では、下肢に血流障害や感染症リスクを抱えている透析患者さんも受診しており、爪白癬は、透析患者さんの病態悪化や下肢切断などの予後不良に至るリスクファクターの1つとされています。
※2 イムノクロマト法は、毛細管現象と抗原抗体反応を利用した迅速検査の方法の1つです。
注意事項このニュースリリースに含まれている体外診断用医薬品に関する情報は、プロモーションや広告および医学的アドバイスを目的としているものではありません。
爪白癬について 爪白癬は、カビ(真菌)の一種である白癬菌が、手足の爪に感染することで起こる感染症です。国内の患者数は1,200万人と推計1)されますが、発症早期は痛みやかゆみなどの自覚症状が少なく、見過ごされやすい疾患です。症状が進行すると、爪が変形し分厚くなり、歩行障害などを生じたり、患者さんの家族やパートナーなどへの感染源となる可能性もあります。
1)望月隆、ほか:日皮会誌. 129(13):2639-2673, 2019
株式会社カネカについて カネカは、「カネカは世界を健康にする」という考えのもと、住宅・自動車・電子機器における素材をはじめ、医療機器や特殊繊維、サプリメントからパン・乳製品などの食品まで幅広い製品を開発・製造・販売し、さまざまな角度からソリューションを提供しています。
株式会社カネカについての詳細はhttps://www.kaneka.co.jp/をご覧ください。
マルホ株式会社について 大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,620人(2024年9月末)です。2024年9月期の売上高は869億98百万円でした。「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」をミッションに掲げ、誰もが笑顔で暮らすことのできる社会の実現を目指しています。
マルホ株式会社についての詳細はwww.maruho.co.jpをご覧ください。
本件に関する問い合わせ先
マルホ株式会社 経営企画部 広報グループ
Tel:06-6371-8831
e-mail:kouhou@mii.maruho.co.jp

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