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尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ®ローション2.5%」 製造販売承認(剤形追加)取得のお知らせ

マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:杉田 淳、以下、マルホ)は、尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ®」の新たな剤形となる「ベピオ®ローション2.5%」(一般名:過酸化ベンゾイル)について、12月1日に製造販売承認を取得したことを、お知らせします。

「ベピオ®」は、過酸化ベンゾイルを有効成分とする尋常性ざ瘡治療剤です。過酸化ベンゾイルは、尋常性ざ瘡の原因菌であるCutibacterium acnes(アクネ菌)などの細菌に対する抗菌作用と角層剥離作用を有することから、炎症性皮疹および非炎症性皮疹(コメド)に対して効果を有します。
長年にわたり国内外での臨床現場で使用されていますが、未だCutibacterium acnes耐性菌の発現報告はありません。また、既存の抗菌薬耐性菌に対しても抗菌作用を有しています。本邦のガイドラインでは、過酸化ベンゾイルのゲル剤は、軽症から中等症の炎症性皮疹やコメドおよび炎症軽快後の寛解維持に対する使用が強く推奨されています1)

今回承認を取得した「ベピオ®ローション2.5%」は、販売中の「ベピオ®ゲル2.5%」と同じく過酸化ベンゾイルを2.5%含有する乳剤性ローション剤です。ゲル剤に比べ、しっとりとした使用感で、かつ適用部位に塗り広げやすい特徴を有しています。

皮膚科学領域に特化するマルホは、今回の承認取得が、ざ瘡(ニキビ)に悩む患者さんの治療選択肢の拡大とアドヒアランスの向上につながることを期待しております。

製品概要

販売名 ベピオ®ローション2.5%
一般名 過酸化ベンゾイル
効能・効果 尋常性ざ瘡
用法・用量 1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する。
【出典】
1. 林伸和,赤松浩彦,岩月啓氏,大森遼子, 上中智香子, 黒川一郎, 他. 尋常性痤瘡治療ガイドライン2017. 日皮会誌.2017; 127: 1261-1302.
マルホのニキビへの取り組みについてニキビで皮膚科を受診中の患者さん、ニキビに悩む20~30代の女性や学生・その保護者の方に向けて、2017年よりニキビ情報ウェブサイト「ニキビ一緒に治そう Project」(www.maruho.co.jp/kanja/nikibi)などでの情報提供を通じ、ニキビやニキビの初期段階である「コメド(面ぽう)」を正しく理解し、対処していただけるよう取り組んでいます。
マルホ株式会社についてマルホ株式会社は大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。
創業は1915年、従業員数は1,546人(2021年9月末)です。2021年9月期の売上高は870億33百万円でした。
"Excellence in Dermatology"を長期ビジョンとして掲げ、皮膚科学領域での卓越した貢献を目指しています。
マルホ株式会社についての詳細は www.maruho.co.jp/ をご覧ください。
本件に関する問い合わせ先
マルホ株式会社 経営企画部 広報グループ
Tel:06-6371-8831
e-mail:kouhou@mii.maruho.co.jp

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