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ばねの技術を応用した巻き爪矯正具「巻き爪マイスター®」全国販売開始のお知らせ

マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:高木幸一、以下、「マルホ」)と、グループ会社であるマルホ発條工業株式会社(本社:京都府京都市下京区、代表取締役:今井良平、以下、「マルホ発條」)は、マルホ発條が開発・製造販売している巻き爪矯正具「巻き爪マイスター®」(以下、「本製品」)の全国販売の開始に伴い、本日10月15日より、両社で情報提供活動を開始しました。

マルホは、長期ビジョン"Excellence in Dermatology"を掲げ、事業領域を治療薬中心から「予防→診察・診断→治療→アフターケア」というケアサイクル全体に拡大し、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応することを目指しています。マルホ発條は、ばねの開発・製造を中心とした金属加工において高い技術を誇り、自動車産業、さらに、医薬品包装機械、医療機器の分野などで製品開発・販売を行っています。
医学的には爪も皮膚の一部であり、マルホとマルホ発條は巻き爪関連事業を共同で推進してきました。本製品は、2018年10月から一部医療機関に限定したパイロット販売を実施してきましたが、本日より、販売対象を全国の医療機関に拡大し、両社で情報提供活動に取り組んでまいります。
皮膚科学領域に特化するマルホと金属加工において高い技術を誇るマルホ発條が協力することで、巻き爪に悩む患者さんのQOL向上に貢献してまいります。


(製品概要)

販売名 巻き爪マイスター®
特徴 1.超弾性合金ワイヤが、持続的に爪のわん曲を矯正します。
2.ワイヤをコイルが抱合する設計であり、安全性に配慮しています。
3.ばねの伸縮を利用して、フックを爪側縁に引っかけることで、比較的短時間で装着できます。
4.爪を自然な形で矯正できる設計です。また、近位部の矯正効果も期待できます。
価格 オープン価格
製造販売 マルホ発條工業株式会社
販売提携 マルホ株式会社

※本製品に関する詳しい情報は、マルホ発條のWEBサイトにてご確認ください。
https://www.maruho-htj.co.jp/makizume/index.html


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(巻き爪について)
爪が過度にわん曲した状態を「巻き爪」と呼んでいますが、「過度のわん曲」がどの程度を指すのかは通常定義されていません。 巻き爪で医療機関を受診するケースとしては、歩行時に痛みや炎症を伴う場合や、過度のわん曲による爪の醜形への悩みを抱えている場合などであり、自覚症状がないために医療機関を受診しない潜在患者も相当数いるものと推測されます。
巻き爪の原因は、末節骨の変形、窮屈な靴やハイヒール、外反母趾、乾癬や爪白癬等の皮膚疾患など、多岐にわたります。治療としては超弾性ワイヤを用いた矯正治療が主流となっています。
(齋藤昌孝他:MB Derma 258(3), 47‐57,2017)


マルホについて
マルホは大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,512人(2018年9月末)です。 2018年9月期の総売上高は785億69百万円でした。 "Excellence in Dermatology"を長期ビジョンとして掲げ、皮膚科学領域における卓越した貢献を目指しています。マルホについての詳細はhttps://www.maruho.co.jp/をご覧ください。

マルホ発條について
1952年、ひとつのばねからスタートしたマルホ発條は、さまざまな試行錯誤を経て「独創力」というかけがえのない財産を築き今日に至ります。『精密加工技術でお客様と成長を続ける京都企業』に向けて、私たちマルホ発條は激変する事業環境においてグローバルに展開し持続的な成長を続けてまいります。
マルホ発條についての詳細はhttps://www.maruho-htj.co.jp/をご覧ください。

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