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血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド®フォーム0.3%」製造販売承認取得のお知らせ

マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:高木幸一、以下、マルホ)は、2018年2月15日、血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド®フォーム0.3%」(一般名:ヘパリン類似物質、以下、本剤)について、剤形追加の製造販売承認を取得しました。

一般的に、外用剤(塗り薬)のアドヒアランスは、経口剤(飲み薬)と比べ低いことが知られています※1。また外用剤のうち保湿剤は、塗布回数により、その臨床効果が異なります※2

本剤は、販売中の「ヒルドイド®」と同じ有効成分を同一濃度含有し、容器からきめ細やかな泡を噴出するフォーム剤(外用エアゾール剤)です。また伸びやすく、広範な患部に素早く塗布できるため、皮脂欠乏症等に悩む患者さんの治療選択肢の拡大とアドヒアランスの向上が期待できます。

マルホは、これまで通り、本剤を含む医療用医薬品である「ヒルドイド®」の適正使用を推進し、皮膚疾患に悩む患者さんへ貢献してまいります。


「ヒルドイド®フォーム0.3%」の製品概要

一般名 ヘパリン類似物質
剤形・含量 原液1g中にヘパリン類似物質3.0mgを含有する外用エアゾール剤
効能・効果 血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)
用法・用量 通常、1日1~数回適量を患部に塗布する。


アドヒアランスについて
患者さんご自身の積極的な治療参加のことです。医師から処方された薬に対し、患者さんが疾患の成り立ちや、服薬の意義を理解し、自発的に用法・用量を守る事を意味します。

【参考資料】
※1 Shah A et al:Cutis. Feb;91(2):105-7,2013
※2 大谷道輝:日本小児皮膚科学会誌34(1),12-18,2015

マルホ株式会社について
マルホ株式会社は大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,459人(2017年9月末)です。2017年9月期の売上高は799億55百万円でした。"Excellence in Dermatology"を長期ビジョンとして掲げ、皮膚科学領域での卓越した貢献を目指しています。
マルホ株式会社についての詳細はhttps://www.maruho.co.jp/をご覧ください

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