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体外診断用医薬品「デルマクイック®VZV」新発売のお知らせ

マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:高木幸一、以下、マルホ)は、体外診断用医薬品「水痘・帯状疱疹ウイルス抗原キット」(販売名:「デルマクイック®VZV」、以下、本製品)を、本日新発売いたしました。

本製品は、世界で初めてイムノクロマト法を測定原理とした水痘・帯状疱疹ウイルス(以下、VZV)抗原キットです。皮疹の内容物又はびらん・潰瘍のぬぐい液を検体とし、簡便にかつ5~10分で迅速にVZV抗原を検出することが可能です。
マルホは2017年6月27日に本製品の製造販売承認を取得しています。また、本製品を用いた検査は同年8月7日付けで保険適用されています。

マルホは医療用医薬品として経口・外用の帯状疱疹治療薬を販売しており、事業領域を治療薬中心から「予防→診察・診断→治療→アフターケア」というケアサイクル全体に拡大し、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応することを目指しています。


【製品概要】

販売名 デルマクイック®VZV
一般名 水痘・帯状疱疹ウイルス抗原キット
使用目的 皮疹(水疱・膿疱)の内容物又はびらん・潰瘍のぬぐい液(上皮細胞を含む)中の水痘・帯状疱疹ウイルス抗原の検出(主に水痘・帯状疱疹ウイルス感染の診断の補助)
包装 10回/箱
希望小売価格 24,000円
発売日 2018年1月22日
製造販売 マルホ株式会社


【保険適用の内容】

測定項目 水痘ウイルス抗原定性(上皮細胞)
保険適用日 2017年8月7日
実施料 水痘ウイルス抗原定性(上皮細胞)240点
判断料 免疫学的検査判断料144点



【製品写真】

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帯状疱疹について
水痘罹患後、神経節に潜伏感染していた水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化し発症する疾患です。臨床経過は、まず前駆症状として神経痛様の疼痛や知覚異常が認められ、その後、疼痛部位に皮疹が帯状に出現します。皮膚症状は紅斑・丘疹から、水疱、膿疱、びらん・潰瘍を経て、痂皮に至り、最終的には痂皮が脱落して、発症後2~3週間で治癒します。また、皮疹の治癒後も帯状疱疹後神経痛として疼痛が長期間残存することがあります。

マルホの帯状疱疹治療への取り組み
マルホは帯状疱疹に関わる医薬品として、抗ヘルペスウイルス剤「アメナリーフ®錠200㎎」、「ファムビル®錠250㎎」、抗ウイルス剤「カサール®クリーム3%」を販売しています。

マルホ株式会社について
マルホ株式会社は大阪市北区に本社を置く、医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行う製薬企業です。創業は1915年、従業員数は1,459人(2017年9月末)です。2017年9月期の売上高は799億55百万円でした。"Excellence in Dermatology"を長期ビジョンとして掲げ、皮膚科学領域での卓越した貢献を目指しています。
マルホ株式会社についての詳細はhttps://www.maruho.co.jp/をご覧ください

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