ニュースリリース
「ヒアロス®関節注25mg」の承継に関するお知らせ
マルホ株式会社（本社：大阪府大阪市北区、代表取締役社長：高木幸一、以下、マルホ）と、あゆみ製薬株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：大内 光、以下、あゆみ製薬）は、マルホが製造販売承認を有する関節機能改善剤「ヒアロス®関節注25mg」を2017年3月1日付であゆみ製薬が承継することとなりましたのでお知らせいたします。
マルホは2011年に策定した、皮膚科学領域に特化した長期ビジョン「Excellence in Dermatology」の下、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応することを目指した事業展開を図っております。
あゆみ製薬は関節リウマチ、鎮痛、変形性関節症、骨粗鬆症の領域で「リウマチ・整形オープンプラットフォーム」を築き、製品パイプラインの拡充を図っております。今回承継予定の「ヒアロス®関節注25mg」は、あゆみ製薬にとって初めての変形性関節症の製剤となります。今後もリウマチ・整形外科領域にフォーカスし、患者様のQOL 改善に貢献して参ります。
2017 年3月1日以降は、あゆみ製薬株式会社が本製品の製造販売元として、情報の提供と収集を行い、製品供給を実施して参ります。
承継品の概要
| 名 称 | 日本薬局方 精製ヒアルロン酸ナトリウム注射液 （販売名：ヒアロス®関節注25mg） |
| 成分・含量 | １シリンジ（2.5mL）中、日局精製ヒアルロン酸ナトリウム25mg |
| 効能・効果 | 変形性膝関節症、肩関節周囲炎 関節リウマチにおける膝関節痛（下記(1)～(4)の基準を全て満たす場合に限る） (1)抗リウマチ薬等による治療で全身の病勢がコントロールできていても膝関節痛のある場合 (2)全身の炎症症状がCRP値として10mg/dL以下の場合 (3)膝関節の症状が軽症から中等症の場合 (4)膝関節のLarsen X線分類がGradeⅠからGradeⅢの場合 |
| 用法・用量 | 変形性膝関節症、肩関節周囲炎 通常、成人1回1シリンジ（精製ヒアルロン酸ナトリウムとして1回25mg）を1週間ごとに連続5回膝関節腔内又は肩関節（肩関節腔、肩峰下滑液包又は上腕二頭筋長頭腱腱鞘）内に投与するが、症状により投与回数を適宜増減する。 関節リウマチにおける膝関節痛 通常、成人1回2.5mL（1シリンジ、精製ヒアルロン酸ナトリウムとして1回25mg）を1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。 本剤は関節内に投与するので、厳重な無菌的操作のもとに行うこと。 |