アクトシン軟膏3% スペシャルページ

患部の状態別にみた薬剤選択(外用薬)の例

患部の滲出液や潰瘍の状態により、適応となる薬剤(外用薬)は異なります。

※ブロメライン軟膏、ヨードコート軟膏、アクトシン軟膏の使用上の注意については、製品情報一覧ページより、各製品の製品添付文書をご参照ください。

滲出液の状態別にみた薬剤選択(外用薬)の例
潰瘍の状態別にみた薬剤選択の例

アクトシン軟膏3%の特徴と使い方

アクトシン軟膏3%の有効成分はブクラデシンナトリウムであり、赤色期~白色期の、比較的浸出液が多い褥瘡に適しています。

■ 特 徴

1
cAMPの誘導体であるブクラデシンナトリウム(Dibutyryl cyclic AMP: DBcAMP)を有効成分とする褥瘡・皮膚潰瘍治療剤です。
2
褥瘡・皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)に優れた臨床効果を示します。
3
局所血流改善作用(ヒト、ウサギ)、血管新生促進作用(ウサギ、in vitro)、肉芽形成促進作用(in vitro)、表皮形成促進作用(in vitro)により、創傷の治癒を促進します。
4
潰瘍面積を縮小させ、治癒日数を短縮します。(ラット)
5
基剤は吸水効果を有するため滲出液を吸収除去し、患部の洗浄が容易な水溶性のマクロゴールです。
6
承認前の調査では、488例中21例(4.3%)に副作用が認められ、主なものは使用部位における疼痛14件(2.9%)、発赤3件(0.6%)、刺激感3件(0.6%)でした。承認後における使用成績調査(4年間)では、4,945例中88例(1.8%)に副作用が認められ、主なものは使用部位における疼痛44件(0.9%)、出血14件(0.3%)、発赤10件(0.2%)、刺激感10件(0.2%)でした。小児(15歳未満)への使用では、344例中10例(2.9%)に副作用が認められ、いずれも使用部位の皮膚症状でした。
アクトシン軟膏の使用上の注意および副作用については、製品添付文書をご参照ください。

■ 適用創

使用時期
赤色期〜白色期にかけての褥瘡に用いる。
また、浅い褥瘡の上皮形成促進にも用いられる。

滲出液量
比較的多い創に適している。滲出液量

適用創
赤色期〜白色期褥瘡の滲出液過剰の創面、あるいは浮腫の強い創面に適する。

適用創 提供:立花隆夫先生(大阪赤十字病院 皮膚科部長)

■ 使い方のポイント

使い方のポイント ①創を生理食塩液などで洗浄する。②軟膏を適量ガーゼなどにのばす。③創面に貼付する。

【使用上の注意】(一部抜粋)

    ● 重要な基本的注意
  • 本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約6週間以上使用しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮すること。
  • 広範囲な創面に本剤を大量かつ長期に使用する場合は、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状があらわれることがあるので、定期的に血圧、脈拍数、心電図、尿量、全身状態、血糖値等を観察し、異常が認められた場合には休薬等の適切な処置をとること(特に乳児、幼児、小児の場合は注意する)。
  • 潰瘍の改善に伴って形成される新生肉芽は、軽微な刺激により新生血管が損傷し、出血症状を招くことがあるので、ガーゼの交換等の処置は十分注意して行うこと。
    ● 適用上の注意
    使用時の前処置:
  • 本剤には抗菌作用はないので以下について注意すること。
    • ①潰瘍面を清拭消毒後、貼付又は塗布すること。
    • ②感染があらわれた場合には、抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察すること。
  • 本剤には薬理作用上壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。

アクトシン軟膏3%の洗浄性

アクトシン軟膏3%の基剤は吸水効果を有する水溶性のマクロゴールであり、滲出液を吸収除去し、また、容易に患部を洗浄できます。
こちらでは、アクトシン軟膏3%の洗浄性について検討した試験をご紹介いたします。

試験方法
アクトシン軟膏3%の洗浄性
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