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ぬり薬の蘊蓄 第3章 皮膚の状態と経皮吸収について ~部位・年齢・疾患との関係などにより主薬の経皮吸収は異なります~

第1~2章では、外用剤(皮膚外用剤)の主薬の経皮吸収性に影響を与える因子として、「製剤側の因子」である「基剤や剤形の影響」、「主薬の影響」について説明しました。「製剤側の因子」以外に、「生体側の因子」つまり外用剤を適用する皮膚の状態によっても主薬の経皮吸収性は変化します。第3章では、この「生体側の因子」を中心に説明します。

第2章で説明した通り、皮膚には体外からの異物の侵入を防いだり、体内の水分の蒸発や体液の漏出を防いだりするバリア機能としての働きがあります。皮膚バリア機能により、一般的には外用剤中の主薬は皮膚から吸収されにくくなっていますが、バリア機能の高さは部位や年齢、病態などにより異なります。

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