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褥瘡対策チームの医師の役割


    総監修:
    • 群馬大学 名誉教授 石川 治 先生
    監修:
    • 医療法人社団廣仁会 札幌皮膚科クリニック 安部 正敏 先生
    • 訪問看護ステーション 有限会社きらくな家 代表 中里 貴江 先生

    褥瘡の診療には、皮膚疾患およびその治療、創傷ケアに精通している皮膚科医または形成外科医が主に関わりますが、褥瘡の患者は基礎疾患を有することが多いため、内科医が関わることも多いのが現状です。

    病院

    1. 全身疾患の治療・コントロールを行います。
    2. 切開やデブリドマンを行います。
    3. 体位・姿勢、体位変換の問題点を考え、適切な除圧措置を指示します。
    4. 日常の局所処置の方法と目的を家族に説明します。
    5. 褥瘡以外の皮膚疾患(接触皮膚炎、真菌・細菌・ウィルスなどの感染症、閉塞性動脈硬化症など)を診断し、治療します。
    6. 清潔・保湿を考慮したスキンケアを行います。
    7. 体圧を測定します。
    8. 底突きや体位変換の仕方(体の角度や頻度・タイミング)などを確認します。
    9. ヘッドアップの際の角度、時間などについて指示します。姿勢や「背抜き」を指導します。
    10. 必要な栄養量・栄養素の確保について指示します。

    在宅

    (1)~(10)は病院の医師と共通です。
    以下は在宅固有の役割です。

    • 入院や訪問看護の実施を考慮します。
    • 家族・介護者の肉体的・精神的負担を軽減するために、ショートステイなど施設利用を提案します。
    • 訪問看護指示書を作成します。
    • 居宅療養管理指導を行います。
    • 介護保険において要介護認定・要支援認定を行う際、市町村に提出する主治医意見書を記入します。

    お問い合わせ

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    専用の窓口を設けております。

    各種お問い合わせ

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