帯状疱疹

監修:東京女子医科大学 皮膚科教授 川島 眞 先生

症状について

皮膚症状の経過

  • 神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれ、その後、水ぶくれができます。水ぶくれの大きさは粟粒大〜小豆大で、ウイルスが原因となる水ぶくれの特徴として中央部にくぼみがみられます。
  • 皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく強い痛みが生じます。

合併症

一般的な合併症として、発熱や頭痛がみられることがあります。また、顔面の帯状疱疹では、角膜炎や結膜炎などを起こすことがあります。その他の合併症として、まれに耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などが生じることがあります。これをハント症候群と呼びます。

気をつけるべき後遺症

通常、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後もピリピリするような痛みが持続することがあります。これを帯状疱疹後神経痛といいます。これは急性期の炎症によって神経に強い損傷が生じたことによって起こります。

気をつけるべき後遺症

急性期痛と帯状疱疹後神経痛の痛みの違い

  • 急性期痛は、皮膚や神経の炎症によるものですが、帯状疱疹後神経痛は神経の損傷によるものです。
  • 帯状疱疹後神経痛が残った場合は、ペインクリニックなどでの専門的な治療が必要となる場合があります。

このような人は、帯状疱疹後神経痛が残る可能性が高いため、注意が必要です。
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