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キーワード:できやすい人・部位
- Qどのような人にできやすいのですか?
- A次のような状態の人は褥瘡(床ずれ)ができやすいので注意が必要です。
- 寝たきりあるいは1日のほとんどをベッドや布団、車いす上で過ごし、自分で姿勢を変えることが難しい人(最も注意が必要)。
- 食事が十分に摂れない状態が続いている人(栄養不良の人)。
- 関節が固まり(拘縮<こうしゅく>)、こわばっている人。
- 尿失禁・便失禁が続いている人。
- 持病(骨粗鬆症<こつそしょうしょう>、糖尿病、心不全、認知症など)が急に悪化している人。
- むくみがある人。
- Qおしり以外にも褥瘡(床ずれ)はできますか?
- A褥瘡(床ずれ)はおしり以外にもできます。おしり以外でも、骨が突出していて、ベッドのマットや布団、車いすなどで圧迫されているところが褥瘡(床ずれ)ができやすい部位です。鼻、胃瘻(いろう)用などのカテーテルによる圧迫にも注意が必要です。
- Q褥瘡(床ずれ)ができるのはお年寄りだけですか?
- A褥瘡(床ずれ)ができるのはお年寄りだけではありません。
次のような状態の人は、年齢に関係なく褥瘡(床ずれ)ができやすいので注意が必要です。
- 寝たきりあるいは1日のほとんどをベッドや布団、車いす上で過ごし、自分で姿勢を変えることが難しい人。
- 食事が十分に摂れない状態が続いている人(栄養不良の人)。
- 関節が固まり(拘縮<こうしゅく>)、こわばっている人。
- 尿失禁・便失禁が続いている人。
- 発熱などで体動が減少している人。
- むくみがある人。