「専門医を受診すると長く通院することになるのでは…」と誤解されている方がおられますが、受診時の痔の程度が軽ければ治療期間は短くてすむ傾向にあります。今回のアンケート結果からも、痔の症状に気づいてから受診までの期間が短いほど、通院期間が短い傾向にあることがわかっています。また、受診された患者さんの約8割は手術をせずに治すことができ、痔の手術を行う場合でも、かつては1~2週間の入院が必要でしたが、最近では2~3日程度の短期入院や日帰り手術※ですむケースが増えています。
※:日帰り手術は医師が痔のタイプや患者さんの状態をみて判断した場合に限られます。