メインコンテンツに移動

疥癬の治療の見直し


効果が不十分な場合、薬剤の変更の前に適切な治療が実施されているかを確認することが大切である。治療の見直しを行った上で、薬剤の変更や併用を考えるべきである。

  • 本当に疥癬であるか、あるいはかゆみや皮疹、結節だけが残り、治療を継続していないか確認する。
    かゆみを訴える患者に対し、ヒゼンダニを確認することなく疥癬の治療をしていないか。疥癬が治癒しているのにヒゼンダニの存在を確認せず、疥癬の治療を続けていないか。
  • 治療期間や間隔は適切であるか確認する。
    ヒゼンダニのライフサイクルを考えて殺ダニ効果のある薬剤を使用しているか。
  • ピンポン感染を起こしていないか確認する。
    患者の治療が成功していても、他の患者や家族などから再感染していないか。
  • 爪疥癬に適切な対応をしているか確認する。
    爪にヒゼンダニがいないか、外用薬を爪に使用しているか、爪白癬と鑑別できているかなどを確認する。

フローチャートに戻る

お問い合わせ

お問い合わせの内容ごとに
専用の窓口を設けております。

各種お問い合わせ

Dermado デルマド 皮膚科学領域のお役立ち会員サイト

医学賞 マルホ研究賞 | Master of Dermatology(Maruho)

マルホLink

Web会員サービス

ページトップへ