西村先生のひきだし:Q4 初診からBPO製剤を使用できない患者さんの特徴と割合
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主に“痒み”を訴える患者さんが該当します。当院ではざ瘡患者さん全体の1~2割程です。患者さんの肌をよく観察し、痒みの原因検索と対処を行います。そして、痒みが治まってからBPO製剤を開始します。痒みがある状態でBPO製剤を使用すると刺激症状が強く発現する可能性があります。乾燥肌の患者さんも注意が必要ですが、痒みが伴っていなければ、BPO製剤を使用することができます。保湿の徹底と、乾燥の背後にある誤ったスキンケアの改善によって、初診からでもBPO製剤の開始が可能です。
初診からBPO製剤を使用できない患者さんの特徴
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