西村先生のひきだし:Q3 BPO製剤の刺激が発現した時、継続可否を見極める方法
-
記事/インライン画像
-
記事/インライン画像
塗布時間の調節を行います。1/4FTUという極少量を全顔に薄塗りし、15分で洗い流すように指導します。この方法でも痒みや赤みが取れない場合は、BPO製剤の継続は不可能と判断し、他の治療薬に変更します。継続使用できていた患者さんが、突然刺激を訴える場合は、まずは薬剤以外の悪化要因を検索します。例えば、アトピー性皮膚炎が悪化して痒みや赤みが出現している可能性もあるので、患者さんの全身状態をよく観察し、症状がみられたらまずはアトピー性皮膚炎の治療を行います。ピーリング作用のある化粧品や洗浄料、エステ施術を行っていないかを確認し、適宜中止させることも大切です。
刺激発現時に、継続可否を判断する方法
記事/インライン画像

突然刺激が発現した場合、まずは薬剤以外の原因を検索する
記事/インライン画像
