西村先生のひきだし:Q2 BPO製剤の刺激対策のバリエーションとその優劣
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当院では刺激対策として、保湿製品の併用、スキンケア指導、塗布量の調節、塗布時間の調節などを行います。保湿製品の併用とスキンケア指導は、基本の対策としてBPO製剤を導入する際は必ず行います。刺激対策として最も有用と感じるのは、塗布時間の調節です。1/4FTUの全顔薄塗りで刺激がある患者さんには、塗布後15~20分後に洗い流すように指導すると、刺激が軽減され、ほとんどのケースで治療継続が可能です。特に冬になると、乾燥から刺激感を訴える患者さんが増えます。そういった場合でも、その期間に限り塗布時間の調節を行うことで、多くの場合、治療の継続が可能になります。
当院で行っている主な刺激対策
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“塗布時間の調節”を指導する流れ
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