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監修/帝京大学
名誉教授 渡辺 晋一 先生

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よくある質問

08.皮膚科を受診した場合、どんな検査をするのですか?

よくある質問

08

皮膚科を受診した場合、どんな検査をするのですか?

水虫(みずむし)であるかどうかの検査をします。これは、実際に患部から皮膚や爪の一部を採取して、それを顕微鏡で観察し、白癬菌(はくせんきん)がいるかどうかを調べます(直接鏡検)。そこで、白癬菌がみつかれば、水虫と診断します。

水虫だと思って皮膚科を訪ねた患者さんの3分の1くらいが別の皮膚疾患であったり、逆に、水虫ではないと思って受診した患者さんが水虫だったという報告もあります。水虫かどうかは、皮膚科医師による検査ではじめて診断できるのです。

次に、白癬菌がみつかり内服薬(ないふくやく)を処方する場合は、患者さんがその薬を服用できない体質や疾患を持っていないかどうかを調べるために、血液検査(けつえきけんさ)を行います。皮膚科医師は、こうした検査結果をもとに治療します(【よくある質問 09】 もご参照ください)。