TOP > 痔の基礎知識 > 痔のタイプは? > 痔核(いぼ痔)
監修: 牧田総合病院 肛門科
佐原 力三郎 先生
痔の中でもっとも多く、男女とも患者さんの半数以上を占めます。
肛門クッションが腫(は)れて起こる痔核には、歯状線より上の直腸(粘膜)部分で発生する内痔核と、下の肛門(皮膚)部分で発生する外痔核があります。内痔核が大きくなり、それを支える組織が弱くなると、肛門から脱出するようになります。

原因
いきみのくりかえし、便秘、下痢、重い物を持った時などに肛門に負担がかかり、肛門クッションが腫れるために起こります。
症状
排便した時に血が出る、便が残っている感じがする、肛門から痔核が外へ出ているなど。通常痛みは伴いません。