水虫(白癬)の情報サイト
監修/帝京大学
名誉教授 渡辺 晋一 先生
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薬剤師さんから、水虫(みずむし)の治療で「外用薬(がいようやく)を塗るときは、患部より広めに塗るように」といわれました。どうしてですか?
外用薬は、症状の出ているところだけでなく、指の間からかかとまで、足の裏全体にまんべんなく塗ります。反対側の足にも、同じように塗ります。自覚症状がないところにも、白癬菌(はくせんきん)が広く存在している可能性があるためです。
また、外用薬はおふろ上がりに塗るのが効果的です。角質層(かくしつそう)が軟らかくなっているときのほうが、薬が浸透しやすいためです。
毎日1回
おふろ上がりに
足の裏全体にまんべんなく、ていねいに塗る
反対側の足にも塗る!
※外用薬を塗る部位や、1日に塗る回数(通常1回)・量は医師・薬剤師の指示をきちんと守って下さい。