トリコチロマニア(抜毛癖)とりこちろまにあ(ばつもうへき)

トリコチロマニアは、抑えきれない衝動により、自身の髪の毛やまつ毛を引き抜いてしまう病気です。
抜毛によって起こりますが、原因はさまざまです。
自分で認識しながら抜毛している場合と、無意識のうちに抜毛している場合があり、症状の重度は変動し、生涯繰り返すこともあります。抜毛による脱毛は、髪の毛で最も多く、まゆ毛・まつ毛などでもみられ、円形脱毛のように完全脱毛とはならず短く切れた毛が残っています。学童期の発症が多く、女性に多くみられます。毛髪には異常はなく、情動的な問題に起因するとされています

トリコチロマニア(抜毛癖)の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

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参考:
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