伝染性膿痂疹・水疱性膿痂疹【とびひ】でんせんせいのうかしん・すいほうせいのうかしん

伝染性膿痂疹は、虫さされや湿疹・あせもなどを掻いたあとなどの小さな傷に細菌が皮膚の表面に感染することで発症する病気で、人にうつることがあります。 水ぶくれやただれが、掻きむしった手を介してあっという間にからだのあちこちに広がる様子から「とびひ」とも呼ばれます。
① 水ぶくれができる、②かさぶたができるという2つのタイプがあります。とびひの多くは①で、水ぶくれができ破れて皮膚がめくれてしまいます。かゆみを伴い、掻いた手で他の部位を触ること(自家接種)で全身に症状が広がります。
②では水ぶくれが厚いかさぶたになり、リンパ節のはれや発熱、のどの痛みを伴うことがあります。

伝染性膿痂疹・水疱性膿痂疹【とびひ】の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

伝染性膿痂疹・水疱性膿痂疹【とびひ】に
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