単純性血管腫は、血管が拡張したり異常増殖したりすることによってできる良性の腫瘍(赤あざ)です。
血管が拡張したり、異常増殖したりする原因は不明です。
境界線がはっきりした均一の赤い発疹[紅斑(こうはん)]が特徴で、出生時から存在しますが、成長過程で明らかになるものもあります。
思春期から成人にかけて、色が濃くなったり、こぶができたりする場合があります。
単純性血管腫(ポートワイン母斑)【赤あざ】の症例画像1
単純性血管腫(ポートワイン母斑)【赤あざ】の症例画像2
写真提供: 大西医院 大西真由美先生
監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生