石灰化上皮腫せっかいかじょうひしゅ

石灰化上皮腫は、皮膚の一部分に、石灰のようにごつごつと硬いこぶができる病気です。
本来は毛となるはずの細胞が異常な形で増殖してしまったことが原因の一つと考えられています。
石灰化上皮腫が発生した部位の表面の皮膚は、多くの場合、周囲の皮膚と同じ色ですが、皮膚が薄い部分にできた場合は、黄白色や黒っぽくみえる場合があります。
通常、自覚症状はありませんが、こぶを押すと痛みがあったり、軽いかゆみを伴ったりする場合もあります。

石灰化上皮腫の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

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参考:
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